こんにちは。

札幌在住ライターのやまこです。

日々の健康管理ってなかなか大変ですよね。

「栄養バランスの良い食事を」と思っていても、時間が無かったり、食欲が出なかったり。

そこで今回は、健康や美容に関心があるという方におすすめの食材、『とら豆』をご紹介します。

北海道民の健康のひみつ『とら豆』とは…?

『とら豆』とは?

(出典:豆・雑穀の専門店 すずや

『とら豆(虎豆)』とは、いんげんまめの一種です。

もともとは、明治時代にアメリカから輸入されて栽培が始まった豆で、白地に茶色の斑点模様が入っていることから、『とら豆』と呼ばれるようになりました。

 

日本では主に北海道の胆振(いぶり)、北見地方で栽培。

主な産地である北海道では、大福豆や白花豆・紫花豆とともに、高級豆とされています。

 

『とら豆』はやわらかくて、煮豆にするとふっくら美味しく食べられます。(別名:煮豆の王様)

また、もちもちとした独特のねばりがあるのが特徴で、通常の煮豆と異なり、後味がすっきりしているので、子どもにも人気が高いです。

「食物繊維」はごぼうの2倍以上! 「ビタミンB2」はアセロラの3倍!

『とら豆』の魅力は、もちもちとした食感とすっきりとした後味だけではありません。

『とら豆』は、非常に「栄養価が高い」食材として有名で、野菜や果物と比較しても「食物繊維」はごぼうの2倍、さつまいもの3倍、にんじんの4倍以上です。

美容ビタミンとも呼ばれる「ビタミンB2」は、アセロラの3倍超とも言われています。

ごぼうやアセロラを毎日食べるのは、結構大変ですよね。

でも、『とら豆』なら、まとめて煮ておいて、それを毎日少しずつ食べるということも可能です。

また、『とら豆』には、「食物繊維」や「ビタミンB2」以外にも、疲労回復に役立つ「ビタミンB1」や脳神経を正常に働かせるのに役立つ「ナイアシン」

その他、「カルシウム」「リン」「マグネシウム」「カリウム」なども豊富に含まれるので、高血圧予防や脂質代謝、美容へのいい影響が期待されています。

≪主な栄養成分≫

  • 食物繊維 …食物繊維は、便の量を増やして便秘を防ぐほか、最近では肥満などの生活習慣病の予防としても注目されています。
  • ビタミンB2 … ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります。
  • ビタミンB1… ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
  • ナイアシン … ナイアシンは、糖質、脂質、たんぱく質から、細胞でエネルギーを産生する際に働く酵素を補助する不可欠な働きをします。これは皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きもすることになります。

 

実際、北海道のおばあちゃん達の中には、「健康の為に~」「これを食べておくと風邪ひきにくくなるのよ~」と言って、『とら豆』をストックしている方が相当数いらっしゃり、あらかじめ1年分を注文される方も少なくありません。

家族みんなの健康のひみつなのです。

『とら豆』の栽培方法

栄養価が高い豆として人気の『とら豆』ですが、とら豆の流通数・生産数はあまり多くありません。

というのも、栽培するのに手間がかかる為です。

『とら豆』はインゲンマメの中でも、つるを出して巻き付きながら成長する「つる性タイプ」の代表格です。

このタイプのインゲンマメは、草丈が優に3mにも達するので、長さ3m弱の竹製の支柱を立てなくてはならず、人力でやらなくてはならないので、非常に体力を使います。

また、暑さに弱く、開花・結実期の気温が30℃を超えない寒地・高冷地でしか、栽培することができません。

それゆえ、北海道の洞爺湖周辺の胆振(いぶり)地方や北見地方などわずかな地域でしか栽培することができず、流通数もそう多くはないのです。

こうした経緯もあり、値段がすごく高いというわけではないのですが、北海道でも「高級豆」として希少価値の高いものと扱われています。

『とら豆』の購入方法

『とら豆』は主に乾燥豆として販売されています。

北海道では、スーパーや野菜の直売所、道の駅などで購入することができますが、北海道外の場合は、北海道物産展や通販などで購入することができます。


豆力特選 北海道産 虎豆 250g

 希少品種なので、出回り時期に限りがある場合もあり、まとめて買っておいて、家にストックしておく方が多いです。

なお、豆メーカー大手の「フジッコ」や「マルヤナギ」が、煮た状態でパック販売もしているので、近所のスーパーの豆類のコーナーを覗いてみるのもいいかもしれません。

また、都内にある創業明治12年の老舗和菓子屋『東京赤坂・雪華堂』さんでは、「半生あまなっとうとら豆」を販売しています。

このように、甘納豆としては全国的にも取り扱われているケースが多いので、和菓子屋さんを当たってみるのもおすすめです。

なお、とら豆は5月前後に種まき、10月以降に収穫されるので、秋以降の方が出回る率は高くなります。

『とら豆』のレシピ

なお、『とら豆』を購入したとして、どう食べていいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

基本的には、乾燥した『とら豆』を水に一晩漬けておけば、あとは普通の豆(大豆やひよこ豆など)と同様の調理法で構いません。

含め煮にしたり、豚汁やみそ汁にいれたり。

雑味や癖が少ない豆なので、様々な料理に使うことができます。

下記、『とら豆』を美味しく食べられる基本のレシピを1つご紹介しておきます。

とら豆の甘煮

≪材料≫

  • とら豆(乾燥したもの) 100g
  • 水 2カップ
  • 砂糖 90~100g(お好みで)
  • 塩 少々
  • 酒 大さじ2分の1

① とら豆を水に一晩つけてやわらかくしておく。
② 鍋に水気を切ったとら豆と水、塩、酒を入れ、沸騰させる。
③ 沸騰したら砂糖を入れ、あくを取りながら弱火で煮る。(水が足りなくなったら足す。)
④ 好みの硬さになったら、火を止めて冷まし、味をしみこませる。
⑤ 豆だけを取り出し、煮汁を煮詰め、そこに豆を戻す。
⑥ 完成!

 

先述のように、とら豆は嫌みの無い味なので、いんげん豆やひよこ豆など、他の豆の代わりにスープや煮物に入れて食べることができます。

私自身は、水でもどしておいたとら豆をニンジンや玉ねぎと一緒に鍋に入れて、ミネストローネにして食べることが多いです。

いつものレシピにちょっと加えて、アレンジしてみてはいかがでしょうか。

下記のように、お弁当に入れるのもおすすめです。

まとめ

北海道民の健康のひみつ『とら豆』。

『とら豆』は、おいしいだけでなく「食物繊維」や「ビタミンB2」などを多く含む、栄養価の高い食材です。

北海道以外の方には、あまりなじみがないかもしれないですが、乾燥したものが出回っているので、日持ちの心配もありません。

また、まとめて煮て、冷蔵庫に入れておけばいざという時にも安心です。

栄養が偏りがちな日々の食事を助けてくれる『とら豆』。

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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