こんにちは、アロマライターのayakoです。

梅雨も明けて夏本番ですが、みなさんいかがお過ごしですか?

楽しみな予定を控えている方も多いのではないでしょうか^^

今回は、夏に気をつけたい身体の冷えにおすすめの精油を紹介しながら、夏の冷え性対策を一緒に考えていきたいと思います。

夏の冷え性とはどんなもの?

冷え性というと、冬をイメージする方も多いかもしれませんが、夏も身体を冷やしやすい習慣・環境が増える時期です。

夏の冷えを招く原因として、例えば以下のようなものがあります。

・火の通っていない生の食べ物や冷たい飲み物、カフェインの過剰摂取

・ダイエット・夏バテなどによるエネルギー不足、食生活にまつわる原因

・クーラーによる冷え、屋外との激しい温度差など環境にまつわる原因

などなど……。

屋外は暑いですが、室内で寒さを感じるほど冷房が効いていたり、汗をかいたぶん氷入りの冷たい飲み物やアイスクリームなどのキンキンに冷たい物を食べたり……実は身体が冷える要素がたくさんあります。

暑い夏の習慣、みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか。

冷たい物を食べたり飲んだり、冷たいクーラーの風に当たり続けていると、何が起きるのでしょうか?

身体が冷えると、以下のような状態になってきます。

・冷えにより自律神経が乱れる……自律神経が乱れると、情緒不安定、婦 人科系トラブル・女性ホルモンの乱れに繋がります

・眠りが浅くなる

・だるい・頭痛・胃腸の不調などの症状が現れます

夏に身体がだるくなったり、なんだか調子が出ないことって皆さんも経験ありませんか?

身体の冷えは、いわゆる「夏バテ」の状態と同じような、これらの症状を引き起こします。

アロマテラピーでも冷え対策を

日常生活での身体の冷えに、すでに以下のような夏の冷え対策を行なっている方も多いとは思います。

クーラー対策

電車やビル内でのクーラーの風よけ対策で、羽織物などを用意する。

冷たい飲み物の過剰摂取を控える

飲み物を氷抜きにしたり、冷房の効いた室内ではホットドリンクを選ぶ。

栄養バランスの良い食事

汗で栄養が出て行きやすく、食欲がない場合はエネルギー不足も考えられます。

旬のものを中心に、バランスの良い食事を心掛けます。

夏でも湯船につかり身体の芯をあたためる

夏場は37〜38℃ほどのぬるめのお湯で半身浴がおすすめ。

これら通常の冷え対策にプラスして、今年の夏はアロマテラピーでの冷え対策も取り入れてみませんか?

夏の冷え性におすすめの精油

冒頭でも紹介しましたが、身体が冷えることによって、こんな影響があります。

・代謝が悪くなり、むくみやすい
・自律神経が乱れやすい

こういった身体の状態を緩和する、夏の冷え性におすすめの精油をいくつかご紹介します。

ジュニパー

リンパを刺激し、デトックスしてくれます。

また、むくみの解消を促します。

肌への効果としてはデオドラント作用に優れているので、気になる体臭を押さえる働きもあります。

汗をかきやすい夏にはおすすめ。

ローズマリー

体を温めてくれるので、とくに冷えるときは柑橘系とのブレンドがおすすめ。

また消化器系にも働きかける作用があるため、夏によくみられる体の不調時にも効果的です。

ジュニパー同様、デオドラント効果もあります。

ペパーミント

デトックス、むくみの解消や消化器系の不調など多方面のトラブルに使える精油です。

清涼感のある香りで体感温度を下げる効果や、肌のほてりやかゆみを押さえる効果もあるため、ラベンダーとのブレンドは夏の肌トラブルにおすすめ。

サイプレス

デトックス成分が豊富な精油。

むくみ解消に期待ができます。

クリアな香りでレモンとのブレンドは夏におすすめ。

体臭や発汗を抑えて、肌を引き締める作用もあります。

スイートマジョラム

体調のバランスを整える作用のある精油。

体をあたためたり、体温調整などの効果が期待できます。

ローズマリーやラベンダーとのブレンドは、冷えやむくみに特におすすめです。

ラベンダー

ラベンダーのは緊張を和らげ、体のバランスを整えます。

身体の様々な不調にも効果があるため、心身ともにバランスを取ってくれます。

ラベンダーの優しい香りは、夏の寝苦しい夜も安眠を誘います。

グレープフルーツ

血のめぐりを良くするので、むくみや冷えにおすすめです。

おなかの調子も整えるので、食欲がないとき、食べ過ぎたときなどの時にもおすすめ。

デオドラント作用にも優れます。

夏におすすめの使い方

これらの精油をどのように生活に取り入れたらいいのか、夏におすすめの使い方を紹介します。

ゆっくり湯船に浸かりながらのアロマバス

ぬるめのお湯に少なくとも15分以上入ることをおすすめします。

シャワーだけ、よりも身体の芯、内臓から温まりますよ! 天然塩やはちみつを混ぜると、より肌が柔らかくなります。

じっくり身体を温めたいという方はジンジャーやユズなど加温効果のある精油でゆっくりアロマバスを楽しんでみてください。

柑橘系のレモンやグレープフルーツも爽快感を感じられますし、深くリラックスしたいときはラベンダーがおすすめです。

血行を良くするマッサージ、ツボの紹介

体温が下がってむくみがち、代謝が悪くなっているときは、リンパを流す簡単なセルフケアを取り入れてみましょう。

リンパは、足首、膝、足の付け根など、関節部分に滞留しやすいです。

ずっと座りっぱなし、立ちっぱなしなど、同じ体勢を続けていると、リンパの流れが悪くなり、むくんできます。

足首を回したり伸ばしたり、膝回り・足の付け根を揉みほぐしてみましょう。

セルフマッサージは、滑りの良いグレープシードオイルなどで老廃物を流すイメージで行うと良いですね。

ジュニパーやローズマリーなどをオイルに希釈しても◎

*精油は原液のままでは肌に塗布できません。

必ずキャリアオイルと混ぜて使いましょう。

マッサージオイルの希釈濃度は、一般的には1〜2%が基本です。

フェイシャルや敏感肌の方は0,1〜1%が目安となります。

自分で1から作るのはちょっと面倒……という方には、以下のような市販のマッサージオイルもおすすめですよ。

■ニールズヤード アロマティックマッサージオイル

さらっとした肌馴染みとラベンダーの優しい香りで、初心者の方にもおすすめ。

贅沢な気分になる使用感で、筆者も大好きです。

マークスアンドウェブ ハーバルオイル

そのままマッサージオイルとして使えるよう希釈されたハーバルオイルシリーズ。

定番の香りから季節限定のブレンドまで、その時々の気分で香りを選ぶことができます。

個人的にマンダリンの香りがお気に入りです。

冷え防止のツボ

いくつか冷えに効くツボも紹介します。

(妊娠中の方は身体への効果が強く表れてしまうことがあるので、特に妊娠初期の方は避けてください。)

三陰交(さんいんこう)


女性特有の悩みに効くツボといわれています。

冷え性の他、生理痛や婦人科系の不調に効くと言われています。

身体が冷えている時は山陰交を温めるといいでしょう。

探し方は、内くるぶしの頂点から指4本分上がったところで、骨のキワ部分。

湧泉(ゆうせん)


下半身の冷えや痛みに効果のあるツボ。

足〜腰に冷えや疲れがあると、痛く感じます。

婦人科系の悩みにも効果的です。

探し方は、足の裏をぎゅっと丸めた時にへこむ中心の部分。

労宮(ろうきゅう


労宮を押すことで血行がよくなり、自律神経系に効くツボと言われています。

心身の緊張緩和や疲労回復、胃腸の不調改善に効果的なツボです。

軽く手のひらを握り、中指と薬指の間の爪先が当たる部分。

いかがでしたでしょうか?

暑くて冷たいものやクーラーが恋しくなってしまう気持ちはとってもよく分かります。

しかし、無意識のうちに身体の芯・内臓まで冷やしてホルモンや自律神経のバランスを崩すことにつながってしまいます。

普段選ぶものを少し変えてみるなど自分の身体を観察してみて、意識的に身体を温めることを習慣化できるといいですね。

少しでも過ごしやすく健康に、素敵な夏となりますように^^

 

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