クーラーに頼りすぎず夏の夜を乗り切る方法「塩まくら」

こんにちは! ライターのKEIです。

だんだんと暑さの増してくる季節、日中の対策ももちろん必要ですが、夜の暑さ対策って難しくありませんか?

クーラーをかけっぱなしにするのも体に良くないし、窓を開けっぱなしにするのも物騒だし、でも何もしないと暑すぎて寝られない……今回は、そんな寝苦しい夜を助けるナチュラルアイテムの話です。

それが「塩まくら」

枕の中の素材には、ウールや羽毛、ポリエステルやビーズ、その他いろいろな素材が使われますが、塩まくらは文字通り、中身が「塩」の枕です。

塩まくらのメリットとデメリット

なぜ、塩を枕にするのか。

その一番の理由としては、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉があげられます。

頭寒足熱とは、頭を冷やし足を暖めることで、健康に良く質の良い眠りを摂るための方法として、東洋医学などでも推奨されています。

そして、塩というのは、熱を吸収しやすい性質を持っているため、枕にすることで頭部の熱を適度に吸収、放出します。

保冷剤などを使ったアイテムと違い、冷やしすぎることなく穏やかに持続するという点もポイントです。

さらに、塩というのはマイナスイオンを出すので、リラックス効果もうたわれることが多いです。

マイナスイオンの効果については、明確ではないのですが、「頭寒」効果もあってか、塩まくらを使うと確かにリラックスしやすいです。

頭が適度に冷やされて、リラックス効果も期待できるということで、肩こり対策にも使われます。

また、塩は浄化のエネルギーを持っているといわれ、嫌なことをリセットするのにも良いのかもしれません。

一方、塩まくらの弱点としては、塩なので湿度に弱く、こまめに乾燥させてあげないと固まってしまうという点があげられます。

また、塩なので、普通の枕に比べるとそもそも固めです。

柔らかめの枕がお好みの方にはもしかすると、あまり合わないかもしれません。

ただし、柔らかい枕というのは、気持ち良いようで体に負担になっている場合があります。

本当に快眠できる枕というのは、自然に寝返りがうてて、(高さが)高すぎない、首の角度が自然な位置にキープされる枕です。

具体的な目安としては、首の角度が、ベットマットや布団に対して5度が適切といわれます。

実は、枕が高すぎたり、柔らかすぎたりして、首に負担がかかっているケースも少なくないようですので、塩まくらを機に、その辺りを見直すのも良いのではないでしょうか。

おすすめの塩まくら3アイテムを比較

塩まくらは手作りもできますが、適切な量や固さで、塩が漏れないようにするのはなかなか大変です。

市販の塩まくらを見てみると、ただ塩を使っているだけでなく、+αでいろいろなメリットがあり、見た目もオシャレだったりかわいかったり、楽しいアイテムがそろっています。

見た目が好みなものを選ぶのはもちろんですが、それに加えて、塩まくらの機能に関係するところで、ポイントが3つあげられます。

塩まくらを選ぶ3つのポイント

塩まくらを選ぶポイントとして、1つ目は、どんな塩を使っているか。

食べるわけではないので、そこまでこだわらなくても良いかもしれませんが、やはり純度が高い質の良い塩の方が、働きが良いようです。

2つ目は、大きさ。塩まくらは、普通の枕の上に重ねて使う場合と、塩まくらだけをまくらとして使う場合とがあります。

どちらでも良いのですが、寝返りがきちんとできるような全体の大きさと、寝心地になるようにしてください。

3つ目は、塩+αの機能。これは気にしない人はなしで良いのですが、せっかくならより機能性の高い塩まくらを選びたいという方は、塩の他に何か加わった塩まくらもありますので、そういったものを選ぶと良いでしょう。

これらのポイントをおさえた上で、市販の塩まくらの中から特におすすめのものを3つ、それぞれの特徴を比較しながら紹介していきます。

ベストな塩まくらはどれ?おすすめ3アイテムを比較

気軽に使える!瀬戸内海産の塩まくら

こだわり安眠館 塩まくら

この塩まくらのポイントは、瀬戸内海産の質の良い塩を使っていること、手頃な価格です。

質は保ちながらもシンプルな作りなので、純粋に塩まくらの働きを試してみたいという方におすすめです。

小さめのサイズなので、いつも使っている枕の上に重ねて使うタイプです。比較ポイントとしては以下の通り。

価格:1,980円(税込)

塩:瀬戸内海産
サイズ:19×31cm
その他:カバー(綿100%)のカラーバリエーションは6色

リラックス&消臭も?竹炭・トルマリン効果にも期待

久五郎 kyugoro 安眠塩枕

この塩まくらのポイントは、瀬戸内海産の塩にプラスして、竹炭とトルマリンが使われていることです。

竹炭やトルマリンは、リラックスや消臭などの働きが期待できるので、頭寒効果に加えて、このあたりの機能を重視される方におすすめです。

こちらも、先ほどの塩まくらよりは少し大きいですが、枕としては小さめのサイズなので、いつも使っている枕の上に重ねて使うタイプです。

比較ポイントとしては以下の通り。

価格:2,160円(税込)

塩:瀬戸内海産
サイズ:21×35cm
その他:竹炭・トルマリン配合。

使い勝手抜群!こだわりの塩と寝心地の良さ

枕と眠りのおやすみショップ 塩まくら

最後に紹介するのは、前の2つの塩まくらより価格は少し上がりますが、使い勝手と寝心地の良さを追求する方におすすめの塩まくらです。

この塩まくらのポイントは、まず、九十九里浜産の食用にもできる質の高い塩を使っているということ。

そして、本体の枕に塩シートとして塩をセットする形で位置を調整でき、取り外せば普通の枕としても使えます。

また、本体の枕の高さも調整できるようになっており、こちらは通気性の良い素材で塩まくらの良さを引き出しつつ、枕としての快適性も追求しているのが特徴です。

比較ポイントとしては以下の通り。

価格:6,480円(税込)

塩:九十九里浜産
サイズ:35×50cm
その他:高さや塩の位置を調整でき、これだけで枕として使える。

暑さに負けずに夏を楽しむ!塩まくらまとめ

最近の夏の暑さ、夜の寝苦しさというのは本当に辛いものがありますが、塩まくらのように、まだまだ工夫の仕方はあります。

熱帯夜続きとなると、塩まくらだけでは厳しいこともあるかもしれませんが、それでもこの枕を使うことでクーラーを控えめにできたり、夜中に暑さで目を覚ますことが減ったりするのではないでしょうか。

海に山に、楽しいイベントも多い夏。

快適な睡眠をとってしっかり体力気力を回復してくださいね。

 

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https://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/woman-sleep-1024x683.jpghttps://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/woman-sleep-150x150.jpgKEI食べる塩まくら,睡眠クーラーに頼りすぎず夏の夜を乗り切る方法「塩まくら」 こんにちは! ライターのKEIです。 だんだんと暑さの増してくる季節、日中の対策ももちろん必要ですが、夜の暑さ対策って難しくありませんか? クーラーをかけっぱなしにするのも体に良くないし、窓を開けっぱなしにするのも物騒だし、でも何もしないと暑すぎて寝られない……今回は、そんな寝苦しい夜を助けるナチュラルアイテムの話です。 それが「塩まくら」。 枕の中の素材には、ウールや羽毛、ポリエステルやビーズ、その他いろいろな素材が使われますが、塩まくらは文字通り、中身が「塩」の枕です。 Main de chatさん(@maindechat)がシェアした投稿 - 2017 5月 8 10:26午後 PDT 塩まくらのメリットとデメリット なぜ、塩を枕にするのか。 その一番の理由としては、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉があげられます。 頭寒足熱とは、頭を冷やし足を暖めることで、健康に良く質の良い眠りを摂るための方法として、東洋医学などでも推奨されています。 そして、塩というのは、熱を吸収しやすい性質を持っているため、枕にすることで頭部の熱を適度に吸収、放出します。 保冷剤などを使ったアイテムと違い、冷やしすぎることなく穏やかに持続するという点もポイントです。 さらに、塩というのはマイナスイオンを出すので、リラックス効果もうたわれることが多いです。 マイナスイオンの効果については、明確ではないのですが、「頭寒」効果もあってか、塩まくらを使うと確かにリラックスしやすいです。 頭が適度に冷やされて、リラックス効果も期待できるということで、肩こり対策にも使われます。 また、塩は浄化のエネルギーを持っているといわれ、嫌なことをリセットするのにも良いのかもしれません。 一方、塩まくらの弱点としては、塩なので湿度に弱く、こまめに乾燥させてあげないと固まってしまうという点があげられます。 また、塩なので、普通の枕に比べるとそもそも固めです。 柔らかめの枕がお好みの方にはもしかすると、あまり合わないかもしれません。 ただし、柔らかい枕というのは、気持ち良いようで体に負担になっている場合があります。 本当に快眠できる枕というのは、自然に寝返りがうてて、(高さが)高すぎない、首の角度が自然な位置にキープされる枕です。 具体的な目安としては、首の角度が、ベットマットや布団に対して5度が適切といわれます。 実は、枕が高すぎたり、柔らかすぎたりして、首に負担がかかっているケースも少なくないようですので、塩まくらを機に、その辺りを見直すのも良いのではないでしょうか。 おすすめの塩まくら3アイテムを比較 塩まくらは手作りもできますが、適切な量や固さで、塩が漏れないようにするのはなかなか大変です。 市販の塩まくらを見てみると、ただ塩を使っているだけでなく、+αでいろいろなメリットがあり、見た目もオシャレだったりかわいかったり、楽しいアイテムがそろっています。 見た目が好みなものを選ぶのはもちろんですが、それに加えて、塩まくらの機能に関係するところで、ポイントが3つあげられます。 塩まくらを選ぶ3つのポイント 塩まくらを選ぶポイントとして、1つ目は、どんな塩を使っているか。 食べるわけではないので、そこまでこだわらなくても良いかもしれませんが、やはり純度が高い質の良い塩の方が、働きが良いようです。 2つ目は、大きさ。塩まくらは、普通の枕の上に重ねて使う場合と、塩まくらだけをまくらとして使う場合とがあります。 どちらでも良いのですが、寝返りがきちんとできるような全体の大きさと、寝心地になるようにしてください。 3つ目は、塩+αの機能。これは気にしない人はなしで良いのですが、せっかくならより機能性の高い塩まくらを選びたいという方は、塩の他に何か加わった塩まくらもありますので、そういったものを選ぶと良いでしょう。 これらのポイントをおさえた上で、市販の塩まくらの中から特におすすめのものを3つ、それぞれの特徴を比較しながら紹介していきます。 ベストな塩まくらはどれ?おすすめ3アイテムを比較 気軽に使える!瀬戸内海産の塩まくら こだわり安眠館 塩まくら この塩まくらのポイントは、瀬戸内海産の質の良い塩を使っていること、手頃な価格です。 質は保ちながらもシンプルな作りなので、純粋に塩まくらの働きを試してみたいという方におすすめです。 小さめのサイズなので、いつも使っている枕の上に重ねて使うタイプです。比較ポイントとしては以下の通り。 価格:1,980円(税込) 塩:瀬戸内海産 サイズ:19×31cm その他:カバー(綿100%)のカラーバリエーションは6色 リラックス&消臭も?竹炭・トルマリン効果にも期待 久五郎 kyugoro 安眠塩枕 この塩まくらのポイントは、瀬戸内海産の塩にプラスして、竹炭とトルマリンが使われていることです。 竹炭やトルマリンは、リラックスや消臭などの働きが期待できるので、頭寒効果に加えて、このあたりの機能を重視される方におすすめです。 こちらも、先ほどの塩まくらよりは少し大きいですが、枕としては小さめのサイズなので、いつも使っている枕の上に重ねて使うタイプです。 比較ポイントとしては以下の通り。 価格:2,160円(税込) 塩:瀬戸内海産 サイズ:21×35cm その他:竹炭・トルマリン配合。 使い勝手抜群!こだわりの塩と寝心地の良さ 枕と眠りのおやすみショップ 塩まくら 最後に紹介するのは、前の2つの塩まくらより価格は少し上がりますが、使い勝手と寝心地の良さを追求する方におすすめの塩まくらです。 この塩まくらのポイントは、まず、九十九里浜産の食用にもできる質の高い塩を使っているということ。 そして、本体の枕に塩シートとして塩をセットする形で位置を調整でき、取り外せば普通の枕としても使えます。 また、本体の枕の高さも調整できるようになっており、こちらは通気性の良い素材で塩まくらの良さを引き出しつつ、枕としての快適性も追求しているのが特徴です。 比較ポイントとしては以下の通り。 価格:6,480円(税込) 塩:九十九里浜産 サイズ:35×50cm その他:高さや塩の位置を調整でき、これだけで枕として使える。 暑さに負けずに夏を楽しむ!塩まくらまとめ 最近の夏の暑さ、夜の寝苦しさというのは本当に辛いものがありますが、塩まくらのように、まだまだ工夫の仕方はあります。 熱帯夜続きとなると、塩まくらだけでは厳しいこともあるかもしれませんが、それでもこの枕を使うことでクーラーを控えめにできたり、夜中に暑さで目を覚ますことが減ったりするのではないでしょうか。 海に山に、楽しいイベントも多い夏。 快適な睡眠をとってしっかり体力気力を回復してくださいね。オーガニックな暮らしで健康でキレイに

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