【骨盤ベルト】出産後は、骨盤を正しい位置に戻して健康と美をキープ!おすすめ産後用骨盤ベルト3選
出産後に友人が使っていた骨盤ベルト。どのような効果があるの?
妊娠~出産という経験を経て、健やかな美しさをキープしている女性も多いですよね。
昨年出産を終えた友人に会った時、洋服の下に巻いていたのが「骨盤ベルト」。
聞けば出産後すぐから数ヶ月間、骨盤ベルトを着用して過ごしていたそう。
初めて知った、骨盤ベルトの存在。
「ベルトを着けることで、どういう効果があるのかな?」と気になり、調べてみることにしました!
目次
妊娠中の身体の変化で、女性の骨盤や筋肉にはゆるみが出る
女性が妊娠をしてしばらくすると、「リラキシン」という胎盤のホルモンが作用し、骨盤周りの靭帯や背骨などがゆるんできます。
骨盤がゆるみ始めるのは、一般的に妊娠5~6ヶ月頃とのこと。
妊娠中の女性に「腰痛」の症状が出やすい原因として、大きくなってきたお腹を支える動きに加えて、身体がゆるんだ骨盤を助けようとすることがあります。
骨盤が広がることによって、股関節に痛みが出てくることもあります。
また、お腹周りなどの骨盤を支える筋肉も妊娠中に広がるため、身体のバランスが変化していきます。
そして出産の際には、骨盤が大きくゆるんだ状態になります。
産後の骨盤の広がりや歪みは、むくみや腰痛・ぽっこりお腹の原因にも!
出産後にはお腹は小さくなるものの、妊娠・出産で生じた骨盤の歪みや、妊娠中に伸びた筋肉などが戻るのには、ある程の時間がかかります。
出産後の骨盤は安定していないため、骨盤がぐらぐらしているように感じることがあるそうです。
骨盤は、出産後半年程度でもとに戻っていくと言われていますが、産後のケアや過ごし方によっては、骨盤が歪んだまま閉じてしまうこともあります。
そうすると身体の代謝が悪くなり、太りやすい体質になる、下腹が出やすくなる、などの症状が現れることがあります。
また、歪んだ骨盤が、むくみや腰痛、肩こりなどの原因につながることもあります。
産後は早めの骨盤ケアが大切。骨盤ベルトの使用が◎
出産後の女性は、骨盤のゆるみや歪みをもとに戻すための骨盤ケアを行うことが、身体のバランスを整えるために大切です。
骨盤を正しい位置に戻すことで、血流の流れがよくなる、ホルモンバランスが良くなる、基礎代謝がアップしカロリーを消費しやすくなるなど 、健康的な身体になることができます。
出産後の女性の悩みのひとつに「産後太り」がありますが、産後太りを解消するためには、まずは妊娠~出産によってゆがんだ骨盤の位置を正すことが重要ということが分かります。
とはいえ、身体の疲れや子育ての忙しさはもちろん、赤ちゃんの抱っこや授乳など、身体に負担のかかる体勢を取ることも多くなる、出産後の生活。
ベルトを巻くことで骨盤を安定させ、元の位置に戻すためにサポートしてくれるアイテムを「骨盤ベルト」と呼びます。
骨盤ベルトには、産後用に特化したタイプのほか、骨盤矯正を目的としたものもあり、出産後の女性だけでなく、年配者やスポーツをする人にも使用されています。
骨盤ベルトはいつから使えばいいの?注意点はある?
骨盤ベルトを使い始める時期は、出産後~遅くても2ヶ月からが一般的と言われています。
産婦人科によっては出産後、入院中から骨盤ベルトの貸し出しを行ったり、使用をすすめる所もあります。
また、退院後に体調が落ち着いたら、骨盤ベルトの使用に加えて、簡単な体操やエクササイズなどを行うことも、身体によいと言われています。
出産後、骨盤や筋肉が元に戻るまでにはある程度の時間がかかります。
医師と相談したり、自身の体調などを見ながら、無理のない骨盤ベルトの使用を行うことをおすすめします。
着用時はベルトを強く締めすぎないことや、体調が悪い時は長時間の使用は控える、などを心掛けましょう。
自分の生活スタイルに合わせて、着用時間を調整するとよいでしょう。
妊娠中から、骨盤が歪みやすい姿勢を取らないようにすることも大切です。
片足に重心をかけて立つ、横座りをするなどの癖がある人は、なるべくその姿勢を避けるようにしましょう。
骨盤ベルトの使用期間は3ヶ月程度、時期としては、出産後6ヶ月頃までが目安と言われています。
使ってみて実際どうだった?骨盤ベルト体験者の友人に聞いてみた!
出産後に骨盤ベルトを使うことは、産後の身体を整えるために大切だということがわかりました。
気になったのが、「骨盤ベルトを巻くとどんな効果があるのか?」「商品によって違いはあるの?」という点。
冒頭の友人に、骨盤ベルトを使った感想について聞いてみました!
「約3か月間、トイレ、お風呂、就寝中以外は、骨盤ベルトをつけっぱなしにして生活していました。腰骨の左右の出っ張る箇所のすぐ下に両手を当てて拳を作り、拳一個分下の場所に、ベルトの上部分が当たるようにきつく巻くと、ちょうどお尻を包み込むような感じになり、私の場合は上手に巻けました。
さらに、整体師さんが教えてくれた『腰を回す運動』を1日5分(左右両方)、できる限り続けました。その結果、4ヶ月後には、妊娠前に愛用していたスキニーデニムが履けるように。整体の先生にも言われた『数分でもよいので運動を継続することが大事』という言葉を実感しました。
骨盤ベルトには、布やナイロン素材などのタイプ・ゴムタイプの2種類がありました。最初は布タイプを使用していたのですが、整体師さんに薦められたゴムタイプの骨盤ベルトを使ったところ、個人的には着圧の調整がしやすいと感じ、こちらに変えました。外出先でトイレに行く際も、一旦ベルトを外しても手に持つ必要がなく、一度外してからお腹に巻いたまま用を足せたので、便利でした。
私が使っていたゴムタイプのベルトは、たまたま産後用に特化した骨盤ベルトではありませんでしたが、私の知人は、市販の産後用骨盤ベルトの方が使いやすかったと言っていました。使い心地がよいと感じる素材や種類、装用感は個人差があると思うので、自分に合った骨盤ベルトを検討すると良いと思います!」
(M・Iさん30歳・産後7ヶ月)
とのこと。
友人の場合、骨盤ベルトと一緒に定期的な運動を続けたことで、よりよい効果が見られたことが分かりました。
また、自分にとって装用感が良く、使いやすいと感じる骨盤ベルトを選んだこともプラスだったようです。
確かに、着用していて違和感があったり、使いにくさを感じるとストレスになってしまいますよね。
着用を続けること、自分に合う骨盤ベルトを使うことが、よい結果に結びつくようです!
評判のよい、おすすめ産後用骨盤ベルトをご紹介!
初めて骨盤ベルトを使う人の中には「種類がたくさんあって、どれを選べばよいか分からない!」という人もいるでしょう。
今回は、産後用骨盤ベルトの中でも特に評判のよい、おすすめ商品をご紹介します。
1.ダッコ dacco 産後用骨盤ベルト キュッとベルトII 着用感 強めタイプ フリーサイズ(ヒップ87cm~105cm) 1枚入
こちらの商品はワンタッチテープで留められる、ナイロン素材を使用した骨盤ベルト。
骨盤ベルトの中には2段式などのタイプもあるため、すぐに着脱できるのは嬉しいですね。
出産直後~6週間程度が使用の目安と、出産後すぐに使い始められるのもポイント。
こちらの商品は「着用感強め」タイプのため、ズレにくいという特徴があります。段差が少ない構造で、骨盤周りにフィットしやすくなっています。
長時間着けて過ごすこともある骨盤ベルト。つけ心地がよい仕様なのは、大きな魅力ですね。
【商品名】ダッコ dacco 産後用骨盤ベルト キュッとベルトII 着用感 強めタイプ フリーサイズ(ヒップ87cm~105cm) 1枚入
【価格】3,680円
【サイズ】ヒップサイズ:87~105cm
【素材】表面/ナイロン96%・ポリウレタン4%、中綿/ポリウレタン樹脂、内綿/ナイロン100%
2.コナミスポーツクラブ 産前産後骨盤ベルト パワフルギアF
こちらの骨盤ベルトの特徴は、4つの「ベルト通し」があること。
ベルト通しが滑車の役割を果たすため、締める時に力を入れなくてもよい仕様になっています。
産前産後用のため、妊娠中、お腹が大きくなり腰などに違和感が出てきたら使えるのも◎。
産後2~3週間後から使用できるため、妊娠中~産後をカバーした骨盤ベルトです。
フィットネスグッズや健康グッズなども発売するコナミスポーツクラブの商品なので、安心して使用できますね。メッシュ素材のため蒸れにくく、かぶれにくいのもポイントです。
【商品名】コナミスポーツクラブ 産前産後骨盤ベルト パワフルギアF
【価格】6,318円
【サイズ】フリーサイズ / ヒップ80~105cm
【素材】ナイロン, ポリエステル, ポリウレタン, ポリアセタール
3.ピジョン 長く使える産前産後マタニティベルト 産前産後もこれ1本で骨盤・恥骨や腰の負担をしっかりサポート 助産師推奨 M ブラック
伸縮性抜群の素材で作られた、こちらの骨盤ベルト。
ベルトは調整できるため、妊娠中~出産後と、サイズの変化にも柔軟に対応できます。
前で簡単に留めることができるため、忙しいでも着脱しやすいですね。
おしりの部分がメッシュ素材になっているため、長時間座っていても蒸れにくいのもポイントです。
出産のプロである助産師さんが推奨した国産商品のため、信頼性も高いですね。
【商品名】ピジョン 長く使える産前産後マタニティベルト 産前産後もこれ1本で骨盤・恥骨や腰の負担をしっかりサポート 助産師推奨 M ブラック
【価格】4,858円
【サイズ】マタニティM
【素材】ナイロン, ポリエステル, ポリウレタン
骨盤ベルトは、産前産後の健康&美容の大きな味方!
新しい命を生み出すための妊娠中や出産は、女性の身体に大きな負荷がかかるもの。
出産後は、子育てで忙しい時期だからこそ自分の身体のこともしっかりと考え、骨盤ベルトで矯正を続けることが大切だということがわかりました!
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