こだわりあるものを生活へ。「ヴィーガン製品」に目を向けてみよう

20代後半や30代になってくると、ただ安くて手軽なものばかりではなく「よい材料を使っているもの」「きちんとした製法で作られたもの」を食べたり、使いたくなってきたという人も多いのではないでしょうか。

最近私が注目しているのが「動物から搾取しないこと」を信念に掲げる、ヴィーガンの食べ物や製品。

こだわって作られたものを生活に取り入れることで安心感が得られるだけでなく、動物や地球環境を守ることにもつながると知り、興味が出てきています。

食用の牛・魚だけじゃない、日常で使われている動物製品

「動物製品」と聞くと、肉や魚、乳製品などの食品を思い浮かべる人が多いかもしれません。

調味料では、鶏ガラスープやオイスターソースなどがわかりやすいですね。

食品だけでなく、日常生活で当たり前のように身に付けたり使用しているものの中にも、動物製品が使われていたり、動物を傷つけることによって作られているものは少なくありません。

下記でご紹介する例のほかに、「動物から搾取する娯楽」といえる動物園や水族館、競馬なども、ヴィーガンの観点から望ましくないとして、抗議を唱える人もいます。

ファッション

代表的なのが、牛や馬、爬虫類などの皮に、腐食などを防ぐ「なめし」と呼ばれる加工を施して使用するレザー。

レザーをさらに加工させたものに、牛や羊の皮の裏側を起毛加工させたスウェード、牛革の裏を磨いてスウェードより毛足を長くしたベロアなどがあります。

そのほかに、羊の毛を刈り取って織るウール、カシミヤヤギの毛から織られるカシミヤ、アンゴラウサギの毛を使用したアンゴラ、ミンクやタヌキ、キツネやウサギなどの毛を使う毛皮、牛や羊などの胎児の毛が原料のハラコなどがあります。

レザーの場合、食用動物の副産物として使用されることも少なくありませんが、私たちが着るためのファッションアイテムを作ることを目的に、多くの動物たちが傷つけられていたり、殺されているという現実があります。

また、洋服の全てではなくても、コートの襟や袖口など、一部分のみ動物製品が使われていることも少なくありません。

財布やパスケース、ポーチなどに、皮などの素材が使われていることもありますよね。

形を変えてファッションアイテムとして流通されていると実感しにくいですが、皮のバッグや財布・靴、ウールのセーター、カシミヤのストールなど、誰もが持っているアイテムは、動物の犠牲の上に成り立っているものであるということを、改めて知っておく必要があります。

化粧品・日用品

ファンデーションやマスカラなどのコスメや、シャンプーや石鹸、洗剤やハンドクリームなど、日常的に使う製品にも、動物製品が使われています。

例えば、筋肉や髪などを丈夫にするコラーゲンの原料は、牛や豚などから採れた「動物性コラーゲン」や、魚のうろこや皮などから採取した「海洋性コラーゲン」などが主です。

また、美肌などによいとされるプラセンタも、豚や馬の胎盤などから作られています。

これらの成分は、化粧水や美容クリーム、サプリメントなどに含まれていることも多いですよね。

また、人の肌に触れる製品を作る過程では、成分を使用することで人体に刺激や炎症などが現れないかどうか、ウサギやモルモットなどを使って調べる動物実験などが行われることもあります。

ヴィーガン製品では動物由来の成分を使ってはならないため、ヴィーガンのシャンプーや歯磨き粉などには、植物や果物などのエキスが原料として使われることが多いです。

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注目のヴィーガンブランドやレストランをご紹介

美容や健康の観点から、日本でも関心が高まっているヴィーガン。

日々の暮らしにこだわる人は、ヴィーガンブランドのコンセプトや理念に共感できる人も多いでしょう。

話題のヴィーガンブランドや、ヴィーガンフードが食べられるレストランなどをご紹介します。

1.good guys(グッドガイズ)

仕事やお出かけ、レジャーなど、シーンやファッションによって使い分けられるアイテムといえば「靴」ですが、靴にもヴィーガンブランドがあります。

それが、パリ在住のシューズデザイナー、マリオン・ハナニアさんによるブランド、「good guys」。

2010年にスタートしたこちらのシューズブランドは、メンズ&レディース両方のラインを取り揃え、世界でも貴重な〝ヴィーガンシューズ〟を製作しています。

履き心地のよいヴィーガン・スウェードなどを使用しているほか、軽くて歩きやすい仕様にするため、アッパーには天然ゴムやマイクロファイバーを使うなど、素材にこだわっています。

素材はもちろん、そのセンスの良いラインナップは、「VOGUE」や「NYLON」などのファッション誌にも取り上げられています。

男女兼用のデザインも多いため、カップルや夫婦で履いてもよいですね。

以前は伊勢丹やBEAMSなどで取扱いがありましたが、現在は、主に通販サイトから購入が可能です。

公式サイト・英語

通販サイト

2. COUTUME BY HER(クチューム バイ ハー)


「COUTUME BY HER(クチューム バイ ハー)」は、日本のファッションブランド「HER」が、2015年に開始したカスタムオーダーラインです。

「優しい人間は動物にも優しい」という考えを持つデザイナーの海澤雅人さんは、〝アニマルライツ〟(動物の権利)に賛同し、レザー、ウール、シルクなどの動物製品を一切使用しない、動物に優しい洋服を、セミオーダーで製作しています。

また、環境に考慮したエシカルブランドとしても知られています。

商品には、シャツドレスやコート、トップスなど、シンプルながらも洗練された、大人の女性向けのラインナップが揃います。

注文の際には表地、裏地、ボタンなどをオーダーできるため、自分だけのオリジナルな一着が完成します。

商品は、公式サイト上の「SHOP」から購入できます。

公式サイト

3. 8ablish(エイタブリッシュ)


自宅でヴィーガン食を作る場合、ただ単に「野菜や豆などの材料を使えばよい」というわけではなく、調味料にも動物由来の成分が入っていないか気を配る必要があるため、初心者には難しいこともあります。

そういう場合は、ヴィーガンメニューが食べられたり、フードが購入できるお店に行くのもひとつの方法です。

青山にある「Restaurant 8ablish」は、”無意識に健康と幸せを手に入れられる場所”がコンセプトの、ヴィーガンメニューが揃うレストラン。

「ホームメイドグラノーラ (豆乳ヨーグルト or 豆乳)」(900円)などが楽しめるブレックファースト、「サンドイッチプレート スモールスープ付き」(1,500円)などのメニューが揃うランチ、「グレインズサラダプレート [葉野菜のサラダ+本日のデリ]」(1,200円)などが食べられるティータイム、「山菜のグリル 粒マスタードのアイオリソース添え」(800円)などが味わえるディナーと、どの時間帯に行っても、ヴィーガンメニューを楽しめるのが魅力です。

フードメニューだけでなく、スイーツやドリンクも豊富。

店頭ではテイクアウトデリやギフトも販売しているため、さまざまな用途で利用できるお店です。

一部のフードやドリンク・調味料などは、オンラインショップからも購入できます。

公式サイト
オンラインショップ

ヴィーガンは健康だけでなく、動物や環境を守ることにもつながる

ヴィーガン製品は、厳選した原料やこだわりの製造過程を経て作られているため、通常よりも価格がやや高めに設定されていることが少なくありません。

しかし、例えば「週末の食事にヴィーガンフードを取り入れてみよう」「ヴィーガン製品をひとつだけ買ってみよう」という形であれば、それほどハードルは高くないですよね。

また、動物愛護や地球環境に配慮する気持ちを持っていても、普段の生活の中で何をすればよいのかと問われると、難しい部分もあります。

「ヴィーガンフードを食べる・ヴィーガン製品を購入して使うことは、動物や環境を守るためにできる活動のひとつ」と考えてみると、また見方が変わってくるのではないでしょうか。

 

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https://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/salad-lunch-1024x683.jpghttps://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/salad-lunch-150x150.jpgYOSHIKO暮らすヴィーガン,ヴィーガンブランドこだわりあるものを生活へ。「ヴィーガン製品」に目を向けてみよう 20代後半や30代になってくると、ただ安くて手軽なものばかりではなく「よい材料を使っているもの」「きちんとした製法で作られたもの」を食べたり、使いたくなってきたという人も多いのではないでしょうか。 最近私が注目しているのが「動物から搾取しないこと」を信念に掲げる、ヴィーガンの食べ物や製品。 こだわって作られたものを生活に取り入れることで安心感が得られるだけでなく、動物や地球環境を守ることにもつながると知り、興味が出てきています。 食用の牛・魚だけじゃない、日常で使われている動物製品 「動物製品」と聞くと、肉や魚、乳製品などの食品を思い浮かべる人が多いかもしれません。 調味料では、鶏ガラスープやオイスターソースなどがわかりやすいですね。 食品だけでなく、日常生活で当たり前のように身に付けたり使用しているものの中にも、動物製品が使われていたり、動物を傷つけることによって作られているものは少なくありません。 下記でご紹介する例のほかに、「動物から搾取する娯楽」といえる動物園や水族館、競馬なども、ヴィーガンの観点から望ましくないとして、抗議を唱える人もいます。 ファッション 代表的なのが、牛や馬、爬虫類などの皮に、腐食などを防ぐ「なめし」と呼ばれる加工を施して使用するレザー。 レザーをさらに加工させたものに、牛や羊の皮の裏側を起毛加工させたスウェード、牛革の裏を磨いてスウェードより毛足を長くしたベロアなどがあります。 そのほかに、羊の毛を刈り取って織るウール、カシミヤヤギの毛から織られるカシミヤ、アンゴラウサギの毛を使用したアンゴラ、ミンクやタヌキ、キツネやウサギなどの毛を使う毛皮、牛や羊などの胎児の毛が原料のハラコなどがあります。 レザーの場合、食用動物の副産物として使用されることも少なくありませんが、私たちが着るためのファッションアイテムを作ることを目的に、多くの動物たちが傷つけられていたり、殺されているという現実があります。 また、洋服の全てではなくても、コートの襟や袖口など、一部分のみ動物製品が使われていることも少なくありません。 財布やパスケース、ポーチなどに、皮などの素材が使われていることもありますよね。 形を変えてファッションアイテムとして流通されていると実感しにくいですが、皮のバッグや財布・靴、ウールのセーター、カシミヤのストールなど、誰もが持っているアイテムは、動物の犠牲の上に成り立っているものであるということを、改めて知っておく必要があります。 化粧品・日用品 ファンデーションやマスカラなどのコスメや、シャンプーや石鹸、洗剤やハンドクリームなど、日常的に使う製品にも、動物製品が使われています。 例えば、筋肉や髪などを丈夫にするコラーゲンの原料は、牛や豚などから採れた「動物性コラーゲン」や、魚のうろこや皮などから採取した「海洋性コラーゲン」などが主です。 また、美肌などによいとされるプラセンタも、豚や馬の胎盤などから作られています。 これらの成分は、化粧水や美容クリーム、サプリメントなどに含まれていることも多いですよね。 また、人の肌に触れる製品を作る過程では、成分を使用することで人体に刺激や炎症などが現れないかどうか、ウサギやモルモットなどを使って調べる動物実験などが行われることもあります。 ヴィーガン製品では動物由来の成分を使ってはならないため、ヴィーガンのシャンプーや歯磨き粉などには、植物や果物などのエキスが原料として使われることが多いです。 ネイチャーズゲート オーガニクス シャンプー ネイチャーズゲート トゥースペースト スペアミント 170gNature's Gate(ネイチャーズゲート) 注目のヴィーガンブランドやレストランをご紹介 美容や健康の観点から、日本でも関心が高まっているヴィーガン。 日々の暮らしにこだわる人は、ヴィーガンブランドのコンセプトや理念に共感できる人も多いでしょう。 話題のヴィーガンブランドや、ヴィーガンフードが食べられるレストランなどをご紹介します。 1.good guys(グッドガイズ) 仕事やお出かけ、レジャーなど、シーンやファッションによって使い分けられるアイテムといえば「靴」ですが、靴にもヴィーガンブランドがあります。 それが、パリ在住のシューズデザイナー、マリオン・ハナニアさんによるブランド、「good guys」。 2010年にスタートしたこちらのシューズブランドは、メンズ&レディース両方のラインを取り揃え、世界でも貴重な〝ヴィーガンシューズ〟を製作しています。 履き心地のよいヴィーガン・スウェードなどを使用しているほか、軽くて歩きやすい仕様にするため、アッパーには天然ゴムやマイクロファイバーを使うなど、素材にこだわっています。 素材はもちろん、そのセンスの良いラインナップは、「VOGUE」や「NYLON」などのファッション誌にも取り上げられています。 男女兼用のデザインも多いため、カップルや夫婦で履いてもよいですね。 以前は伊勢丹やBEAMSなどで取扱いがありましたが、現在は、主に通販サイトから購入が可能です。 公式サイト・英語 通販サイト 2. COUTUME BY HER(クチューム バイ ハー) 「COUTUME BY HER(クチューム バイ ハー)」は、日本のファッションブランド「HER」が、2015年に開始したカスタムオーダーラインです。 「優しい人間は動物にも優しい」という考えを持つデザイナーの海澤雅人さんは、〝アニマルライツ〟(動物の権利)に賛同し、レザー、ウール、シルクなどの動物製品を一切使用しない、動物に優しい洋服を、セミオーダーで製作しています。 また、環境に考慮したエシカルブランドとしても知られています。 商品には、シャツドレスやコート、トップスなど、シンプルながらも洗練された、大人の女性向けのラインナップが揃います。 注文の際には表地、裏地、ボタンなどをオーダーできるため、自分だけのオリジナルな一着が完成します。 商品は、公式サイト上の「SHOP」から購入できます。 公式サイト 3. 8ablish(エイタブリッシュ) 自宅でヴィーガン食を作る場合、ただ単に「野菜や豆などの材料を使えばよい」というわけではなく、調味料にも動物由来の成分が入っていないか気を配る必要があるため、初心者には難しいこともあります。 そういう場合は、ヴィーガンメニューが食べられたり、フードが購入できるお店に行くのもひとつの方法です。 青山にある「Restaurant 8ablish」は、”無意識に健康と幸せを手に入れられる場所”がコンセプトの、ヴィーガンメニューが揃うレストラン。 「ホームメイドグラノーラ (豆乳ヨーグルト or 豆乳)」(900円)などが楽しめるブレックファースト、「サンドイッチプレート スモールスープ付き」(1,500円)などのメニューが揃うランチ、「グレインズサラダプレート 」(1,200円)などが食べられるティータイム、「山菜のグリル 粒マスタードのアイオリソース添え」(800円)などが味わえるディナーと、どの時間帯に行っても、ヴィーガンメニューを楽しめるのが魅力です。 フードメニューだけでなく、スイーツやドリンクも豊富。 店頭ではテイクアウトデリやギフトも販売しているため、さまざまな用途で利用できるお店です。 一部のフードやドリンク・調味料などは、オンラインショップからも購入できます。 公式サイト オンラインショップ ヴィーガンは健康だけでなく、動物や環境を守ることにもつながる ヴィーガン製品は、厳選した原料やこだわりの製造過程を経て作られているため、通常よりも価格がやや高めに設定されていることが少なくありません。 しかし、例えば「週末の食事にヴィーガンフードを取り入れてみよう」「ヴィーガン製品をひとつだけ買ってみよう」という形であれば、それほどハードルは高くないですよね。 また、動物愛護や地球環境に配慮する気持ちを持っていても、普段の生活の中で何をすればよいのかと問われると、難しい部分もあります。 「ヴィーガンフードを食べる・ヴィーガン製品を購入して使うことは、動物や環境を守るためにできる活動のひとつ」と考えてみると、また見方が変わってくるのではないでしょうか。オーガニックな暮らしで健康でキレイに

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