忙しい毎日、アクティブな人におすすめのダイエット法
こんにちは! ライターのKEIです。
今回は、忙しい毎日を送っている方に、特にこれからの季節、春から夏にかけておすすめなダイエット法を紹介したいと思います。
ちなみにこのダイエット法、実践している方々を見てみると、どちらかというと感情や行動が外向きにどんどん出て行くような、肉食系の女性におすすめです(笑)。その理由は後ほど……。
”生きた”食べ物で酵素や栄養素を最大限摂るローフード
そんな今回紹介するダイエット法は、「ローフード」ダイエット。
「ローフード」とは「Raw=生の」「Food=食べ物」のことで、「リビングフード」、つまり「Living=生きている」「Food=食べ物」とも言われます。
これらの言葉にも表れていますが、ローフードとは、食材を加熱調理や、極力加工しない食事法です。
そうすることで、食品に本来含まれる栄養素や酵素などをそのまま摂取しようという考え方が基になっています。
そのため、基本的にローフードでは、生の果物や野菜を積極的に摂取します。ただし、動物性の食品であっても生の状態であれば構わないとする考え方もあるようです。
セレブも実践!ローフードの由来とブームの起こり
ローフードは、1990年代の欧米で提唱され、アメリカ西海岸やイギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に人気が出てきたようです。ローフードを実践するハリウッド女優さんやセレブも多くいます。
日本でローフードが広まり始めたのは、2000年代に入ってから、2010年前後でしょうか。
例えば、日本リビングビューティー協会は2008年に設立されています。日本の女優さんや俳優さん、モデルさんなどにもローフードを実践している人は少なくないようです。
ローフードの起源「ナチュラル・ハイジーン」
ローフードのさらに大元になったものとして、アメリカの医師たちによって提唱された「ナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)」という健康理論があります。
この理論は、1985年にアメリカで初版が出版され、2006年に日本語訳も出版された書籍『FIT FOR LIFE(フィット・フォー・ライフ)』によって広まりました。
この書籍は世界中で1,000万部以上が刊行された世界的ロングセラーです。それだけ、ローフードの基になったこの考え方が、世界中に広まっているとも言えます。
『FIT FOR LIFE』の中では、特に果物が推奨され、果物と野菜を中心とした食事メニューと理論が展開されています。
なぜダイエットに?ローフードの効果とは
ローフードは、もともとは食生活や生活の改善のために取り入れられるものでしたが、そこから派生して、ダイエットや美容法としても効果的と言われています。
その理由として大きいのは、まず、基本的に果物や野菜中心のカロリーの低めの食品が中心となり、加工も極力行わないことで、調味料などの使用も少なくなるため、摂取カロリー自体が抑えられるということがあります。
食事によるダイエットの基本は、何と言ってもやはり摂取カロリーを抑えることです。
諸説ありますが、カロリーを抑えずに、運動量も増やさずに健康的にダイエットをするということは、まず無理なことだと思います。
一方で、カロリーを抑えながらも満足感をもたらすことができれば、我慢せずにダイエットができるということになります。
我慢せず、健康的なダイエット
ローフードのポイントは、加熱や加工を避けることで、食品に含まれる栄養素や酵素が損なわれることを防ぐため、体が満足感を得やすいということがあります。
いくらカロリーを摂っても、体に必要な栄養素が足りていないと、体は満足感を得られず、食欲が収まらないということになってしまいます。
これまでいくつかの記事でも触れてきましたが、いわゆる「現代型栄養失調」と言われる状態です。
ローフードは摂った食品が効率的に体に必要な栄養素となり、余計な添加物や成分などは排除できるため、美容にも良い効果をもたらします。
しかもカロリーは抑えられるということで、ダイエットはもちろん、食事習慣の改善としても効果的なのです。
スイーツもおいしい!甘いものも我慢不要
さらに、ローフードの嬉しい点として、スイーツが楽しめるということがあります。
ローフードレシピには実はスイーツレシピも豊富で、しかもいずれも味がしっかりとしているので、満足感が大きいところです。
ダイエット中でも甘いものが食べられるというのは、かなり嬉しいところではないでしょうか。
最近では市販のローフードスイーツなども手に入るようになりましたし、慣れてくれば自分で作って楽しむこともできます。
ダイエットに我慢はつきものですが、我慢はダイエットの天敵でもあります。
我慢するストレスで、美容に悪影響をもたらしたり、リバウンドにつながったり……。
我慢せずにダイエットをすることができるのなら、それに越したことはありません。
レシピが簡単だから忙しい毎日でも始めやすい
また、これはスイーツに限らずローフード全体に共通することなのですが、ローフードは加熱しない、加工しないが基本なので、調理が楽ということが、忙しい毎日でも取り入れやすいポイントです。
いくら効果があっても、手間がかかってしまうと、続けること自体が難しくなりますし、多くの人に広まることはないでしょう。
ローフードもこだわれば凝ったレシピもあるのですが、基本的にはサラダやスムージーでOKというところが、世界中に広まった要因の一つなのではないかと思います。
何から始める?ローフードの実践法
ローフードを本格的に始めたい場合は、ある程度書籍を読んだり、ローフードを実践・指導している人のセミナーなどを受けたりした方が良いかと思うのですが、気軽に取り入れてみたいという場合は、サラダやスムージーから始めるのがおすすめです。
特に、朝食など午前中の食事から取り入れてみてください。
ローフード実践における注意点
ローフードにおいても調理を行うことはあります。
むしろローフードにハマり始めると、ローフードならではのレシピが楽しくなります。
その際にもし加熱を行う場合は、目安として46〜48℃以下の低音調理が基本となります。なぜなら、酵素というのは、種類にもよりますが、50℃前後でその働きを失ってしまうことが多いからです。
また、ビタミンなどの栄養素も熱に弱いものが少なくありません。
そのため、それらの働きが失われない温度での調理にとどめる必要があります。
オーガニック、自然栽培の食材で、タンパク質摂取を忘れずに
さらに、食材選びの注意点として、ローフードでは食材をそのまま丸ごと頂くことが多いので、オーガニックや自然栽培など、質の良い食材を選ぶようにしてください。
また、ローフードがメインになると、タンパク質が不足しがちなので、海藻類や豆類など、タンパク質が豊富な食材を意識して取り入れるようにも注意してください。
果物や野菜の他にも、優秀なローフード食材
果物や生野菜の他にも、発酵食品もローフード食材として優秀で、日本の伝統食品もローフード食材として活躍します。
例えば、漬物や味噌、醤油などを活用するローフードレシピもあります。発酵食品は、発酵により新たに有益な栄養素が含まれることが多いため、栄養の偏りを防ぐことにもなります。
さらに、野菜の中でも、「スプラウト」という穀物や豆類、野菜の種子を発芽させた新芽も、重宝されます。植物が発芽する際の栄養やエネルギーは通常の状態よりもはるかに高いとされています。
ブロッコリーやアルファルファ、ラディッシュなどのスプラウトは、一般にも出回っており、サラダなどにも使いやすい食材です。
他に、生のナッツや種子類を水につけることで、食べられる状態にするなどの方法もあります。
ローフードが合う人、合わない人
ここまでローフードのメリットをさまざまに紹介してきましたが、ローフードを始めるならば、個人的には春や夏など暖かくなってからがおすすめです。
というのも、食材を生で食べるという方法のため、どうしても体を冷やしがちなところがあるからです。
ローフードを本格的に実践されている方の話では、そういうこともないようなのですが、はじめてならやはり無理のない季節が良いのではないでしょうか。
また、こういった食事法は、地域による違いや、個人差があります。
アメリカ発のローフードを丸ごと真似するのではなく、例えば前述の日本の伝統食品のように、地域の風土や知恵もミックスできると良いのではないでしょうか。
そうやって、まずは少しずつ取り入れて、自分にとって心地よいようであれば続けていただきたいですし、合わないようならば無理をせず他の方法に切り替えるべきだと思います。
肉食系の人にはローフードが合う?その理由
ここで冒頭の話に戻るのですが、個人的には、ローフードが合う人というのは外交的な人、いわゆる肉食系と言われるようなタイプの方が多いように思います。
外へ外へ、上へ上へと向かうエネルギーに、生の果物や野菜のエネルギーがちょうど良いのかもしれないなんて、想像しています。
というわけで、余談にはなりますが、自分は肉食系だという認識がある方には、ぜひ一度試してみてほしいです。
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こんにちは! ライターのKEIです。
今回は、忙しい毎日を送っている方に、特にこれからの季節、春から夏にかけておすすめなダイエット法を紹介したいと思います。
ちなみにこのダイエット法、実践している方々を見てみると、どちらかというと感情や行動が外向きにどんどん出て行くような、肉食系の女性におすすめです(笑)。その理由は後ほど……。
”生きた”食べ物で酵素や栄養素を最大限摂るローフード
そんな今回紹介するダイエット法は、「ローフード」ダイエット。
「ローフード」とは「Raw=生の」「Food=食べ物」のことで、「リビングフード」、つまり「Living=生きている」「Food=食べ物」とも言われます。
これらの言葉にも表れていますが、ローフードとは、食材を加熱調理や、極力加工しない食事法です。
そうすることで、食品に本来含まれる栄養素や酵素などをそのまま摂取しようという考え方が基になっています。
そのため、基本的にローフードでは、生の果物や野菜を積極的に摂取します。ただし、動物性の食品であっても生の状態であれば構わないとする考え方もあるようです。
セレブも実践!ローフードの由来とブームの起こり
ローフードは、1990年代の欧米で提唱され、アメリカ西海岸やイギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に人気が出てきたようです。ローフードを実践するハリウッド女優さんやセレブも多くいます。
日本でローフードが広まり始めたのは、2000年代に入ってから、2010年前後でしょうか。
例えば、日本リビングビューティー協会は2008年に設立されています。日本の女優さんや俳優さん、モデルさんなどにもローフードを実践している人は少なくないようです。
ローフードの起源「ナチュラル・ハイジーン」
ローフードのさらに大元になったものとして、アメリカの医師たちによって提唱された「ナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)」という健康理論があります。
この理論は、1985年にアメリカで初版が出版され、2006年に日本語訳も出版された書籍『FIT FOR LIFE(フィット・フォー・ライフ)』によって広まりました。
この書籍は世界中で1,000万部以上が刊行された世界的ロングセラーです。それだけ、ローフードの基になったこの考え方が、世界中に広まっているとも言えます。
『FIT FOR LIFE』の中では、特に果物が推奨され、果物と野菜を中心とした食事メニューと理論が展開されています。
ローフードマイスター&ベリーダンサー☆ミさん(@romiromi2012)がシェアした投稿 - 2017 4月 2 10:56午後 PDT
なぜダイエットに?ローフードの効果とは
ローフードは、もともとは食生活や生活の改善のために取り入れられるものでしたが、そこから派生して、ダイエットや美容法としても効果的と言われています。
その理由として大きいのは、まず、基本的に果物や野菜中心のカロリーの低めの食品が中心となり、加工も極力行わないことで、調味料などの使用も少なくなるため、摂取カロリー自体が抑えられるということがあります。
食事によるダイエットの基本は、何と言ってもやはり摂取カロリーを抑えることです。
諸説ありますが、カロリーを抑えずに、運動量も増やさずに健康的にダイエットをするということは、まず無理なことだと思います。
一方で、カロリーを抑えながらも満足感をもたらすことができれば、我慢せずにダイエットができるということになります。
我慢せず、健康的なダイエット
ローフードのポイントは、加熱や加工を避けることで、食品に含まれる栄養素や酵素が損なわれることを防ぐため、体が満足感を得やすいということがあります。
いくらカロリーを摂っても、体に必要な栄養素が足りていないと、体は満足感を得られず、食欲が収まらないということになってしまいます。
これまでいくつかの記事でも触れてきましたが、いわゆる「現代型栄養失調」と言われる状態です。
ローフードは摂った食品が効率的に体に必要な栄養素となり、余計な添加物や成分などは排除できるため、美容にも良い効果をもたらします。
しかもカロリーは抑えられるということで、ダイエットはもちろん、食事習慣の改善としても効果的なのです。
スイーツもおいしい!甘いものも我慢不要
さらに、ローフードの嬉しい点として、スイーツが楽しめるということがあります。
ローフードレシピには実はスイーツレシピも豊富で、しかもいずれも味がしっかりとしているので、満足感が大きいところです。
ダイエット中でも甘いものが食べられるというのは、かなり嬉しいところではないでしょうか。
最近では市販のローフードスイーツなども手に入るようになりましたし、慣れてくれば自分で作って楽しむこともできます。
emiさん(@emi_happiness)がシェアした投稿 - 2017 4月 3 4:33午前 PDT
ダイエットに我慢はつきものですが、我慢はダイエットの天敵でもあります。
我慢するストレスで、美容に悪影響をもたらしたり、リバウンドにつながったり……。
我慢せずにダイエットをすることができるのなら、それに越したことはありません。
レシピが簡単だから忙しい毎日でも始めやすい
また、これはスイーツに限らずローフード全体に共通することなのですが、ローフードは加熱しない、加工しないが基本なので、調理が楽ということが、忙しい毎日でも取り入れやすいポイントです。
いくら効果があっても、手間がかかってしまうと、続けること自体が難しくなりますし、多くの人に広まることはないでしょう。
ローフードもこだわれば凝ったレシピもあるのですが、基本的にはサラダやスムージーでOKというところが、世界中に広まった要因の一つなのではないかと思います。
何から始める?ローフードの実践法
ローフードを本格的に始めたい場合は、ある程度書籍を読んだり、ローフードを実践・指導している人のセミナーなどを受けたりした方が良いかと思うのですが、気軽に取り入れてみたいという場合は、サラダやスムージーから始めるのがおすすめです。
特に、朝食など午前中の食事から取り入れてみてください。
ローフード実践における注意点
ローフードにおいても調理を行うことはあります。
むしろローフードにハマり始めると、ローフードならではのレシピが楽しくなります。
その際にもし加熱を行う場合は、目安として46〜48℃以下の低音調理が基本となります。なぜなら、酵素というのは、種類にもよりますが、50℃前後でその働きを失ってしまうことが多いからです。
また、ビタミンなどの栄養素も熱に弱いものが少なくありません。
そのため、それらの働きが失われない温度での調理にとどめる必要があります。
オーガニック、自然栽培の食材で、タンパク質摂取を忘れずに
さらに、食材選びの注意点として、ローフードでは食材をそのまま丸ごと頂くことが多いので、オーガニックや自然栽培など、質の良い食材を選ぶようにしてください。
また、ローフードがメインになると、タンパク質が不足しがちなので、海藻類や豆類など、タンパク質が豊富な食材を意識して取り入れるようにも注意してください。
果物や野菜の他にも、優秀なローフード食材
果物や生野菜の他にも、発酵食品もローフード食材として優秀で、日本の伝統食品もローフード食材として活躍します。
例えば、漬物や味噌、醤油などを活用するローフードレシピもあります。発酵食品は、発酵により新たに有益な栄養素が含まれることが多いため、栄養の偏りを防ぐことにもなります。
さらに、野菜の中でも、「スプラウト」という穀物や豆類、野菜の種子を発芽させた新芽も、重宝されます。植物が発芽する際の栄養やエネルギーは通常の状態よりもはるかに高いとされています。
ブロッコリーやアルファルファ、ラディッシュなどのスプラウトは、一般にも出回っており、サラダなどにも使いやすい食材です。
他に、生のナッツや種子類を水につけることで、食べられる状態にするなどの方法もあります。
ローフードが合う人、合わない人
ここまでローフードのメリットをさまざまに紹介してきましたが、ローフードを始めるならば、個人的には春や夏など暖かくなってからがおすすめです。
というのも、食材を生で食べるという方法のため、どうしても体を冷やしがちなところがあるからです。
ローフードを本格的に実践されている方の話では、そういうこともないようなのですが、はじめてならやはり無理のない季節が良いのではないでしょうか。
また、こういった食事法は、地域による違いや、個人差があります。
アメリカ発のローフードを丸ごと真似するのではなく、例えば前述の日本の伝統食品のように、地域の風土や知恵もミックスできると良いのではないでしょうか。
そうやって、まずは少しずつ取り入れて、自分にとって心地よいようであれば続けていただきたいですし、合わないようならば無理をせず他の方法に切り替えるべきだと思います。
肉食系の人にはローフードが合う?その理由
ここで冒頭の話に戻るのですが、個人的には、ローフードが合う人というのは外交的な人、いわゆる肉食系と言われるようなタイプの方が多いように思います。
外へ外へ、上へ上へと向かうエネルギーに、生の果物や野菜のエネルギーがちょうど良いのかもしれないなんて、想像しています。
というわけで、余談にはなりますが、自分は肉食系だという認識がある方には、ぜひ一度試してみてほしいです。KEI自然食品、オーガニック食品、化粧品、エコ雑貨などを扱うネットショップのプロモーションを約6年、ネットショップ向けのメディア編集を約1年、その後フリーライターとして働いています。30代、既婚。活字と国文学、お酒、うさぎが好き。motto
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