はじめまして。
Natsumi Yamashitaと申します。
現在オランダ在住、ライター・翻訳家として活動しています。
趣味は読書・映画鑑賞・写真・料理・ヨガ。
常にオーガニック・ナチュラル・フェアトレード・エシカルに関する情報を探しています。
それら3つのトピックをキーワードに、ヨーロッパから様々な情報をお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
いたるところにオーガニック製品が揃うオーガニックの本場
オーガニック志向のブランドが数多くあることで知られるヨーロッパ。
ヨーロッパの国々では、食材はもちろん、洗剤などの日用品から化粧品や香水等のコスメまで様々なオーガニック製品が揃います。
この記事ではまずヨーロッパのオーガニック事情について解説し、その後ヨーロッパで現在人気のオーガニック・ナチュラルコスメブランドをそれぞれ3選ご紹介していきます。
生活のすべてがオーガニック! ヨーロッパのオーガニック事情
オーガニックが盛んなヨーロッパですが、具体的にはどのような状況なのでしょうか。
自然食品店はもちろん、大型スーパーマーケットでも必ずと言っていいほどオーガニック・ナチュラル製品が販売されており、生活の中にオーガニックが浸透していることが街を歩くと分かります。
私が滞在しているオランダを例にとると、2つの主流大型スーパー『Albert Heijn』『JUMBO』どちらも自社のオーガニックラインを揃えています。
スーパー独自のオーガニック製品は他社のオーガニック製品に比べお財布に優しい低価格に設定され、より多くの人々が生活に取り入れやすいよう工夫されています。
また10代の若者用のオーガニックコスメラインも数多く存在し、オーガニックを取り入れている年齢層も広いことが伺えます。
オーガニック製品の質を保つため、ヨーロッパには多くのオーガニック認証印が存在します。
中でも代表的なのがヨーロッパ連合(EU)独自のオーガニック認証印『EU ORGANIC』。
製品の使用原料の95%以上がオーガニック由来であることを保証するシンボルです。
その他イギリスの『Soil Association』・フランスの『COSMEBIO』・ドイツの『BDHI』などヨーロッパ各国のオーガニック認証が数多く存在し、そのほとんどが95%以上のオーガニック原料の使用を義務付けています。
原料の100%がオーガニックのものを使用している場合、製品表示は「100% Organic」となり、先述のように95%以上のオーガニック原料を使用していれば「Organic」と表示されます。
オーガニック原料を使用しているが含有量が95%未満70%以上の場合は「Made with organic ingredi-ents」、70%を切る場合の表示は「Less than 70% organic ingredients」となります。
オーガニック・ナチュラルブランドを多く生み出し、世界の市場を牽引するドイツ
オーガニック・ナチュラル志向が浸透しているヨーロッパですが、中でもその先駆けとなったのは、現在も最大のオーガニック・ナチュラル市場を誇るドイツです。
ドイツには日本でもおなじみの「WELEDA(ヴェレダ)」「Dr.Hausheka(ドクター・ハウシュカ)」「lavera(ラヴェーラ)」をはじめ、長年続くオーガニック・ナチュラルコスメブランドが数多くあります。
ドイツ国内の化粧品売り上げのうち、オーガニック・ナチュラルコスメは約15%以上を占め、現在も成長を続けています。
筆者はオランダへ移住する以前チェコ共和国とドイツに住んでいた経験があるのですが、暮らした印象ではやはりドイツが一番オーガニック・ナチュラルな商品(化粧品に限らず食品など全般)への意識が高いと感じました。
店頭でも必ずと言っていいほどオーガニック・ナチュラル商品の選択肢があり、BIOMARKTというオーガニック商品のみを取り扱ったスーパーまでありました。
オーガニック・ナチュラルコスメの価格は、筆者の見てきた限りでは高くても日本での価格の6~7割ほどに設定されているようです。
日常的に買い求めやすいことも、ヨーロッパにおけるオーガニック・ナチュラル志向率が高い理由のひとつでしょう。
それでは次に、今ヨーロッパで人気を集めているオーガニック・ナチュラルコスメブランドをそれぞれ3選ご紹介していきます。
今回はあえてドイツ以外の国々出身のブランドを選びました。
日本からも購入が可能なので、気になるものがあれば実際に試してみてはいかがでしょうか。
大切な人へのギフトにもオススメです。
ヨーロッパ発! 最新おすすめオーガニックコスメブランド3選
Pai Skincare(イギリス)
「Pai Skincare (パイ スキンケア)」は現在流行のYouTuberたちの間でもたいへん人気の高いコスメブランドです。
創設者サラ・ブラウンが自身の敏感肌に悩んでいた経験に基づき厳選したオーガニック材料(70〜100%)を用いた製品は、敏感肌の人も安心して使用できる優しい使い心地。
アルコール・人工香料・ホルムアルデヒド・パラベン・石油化学物質・フェノキシエタノール・フタル酸エステル・ラウリル硫酸ならびにラウレス硫酸など、人体に悪影響を及ぼす恐れのある材料は徹底して避けています。
厳格な基準を設けているイギリスのオーガニック認証「Soil Assosiation」・動物実験反対の認証「LEAPING BUNNY」・ヴィーガン認証「Vegan」を保持。
また、環境に優しいパッケージの活用や地域社会の貢献にも取り組んでいます。
数多くの製品の中でもイチオシは「パイ ローズヒップバイオリジェネレイトオイル」。
本国イギリスでもベストセラーを記録しており、ブランドの顔ともいえる製品です。
芳しい香りが楽しめるオーガニックのローズヒップオイル・ローズヒップシードオイルを配合、顔・からだのどちらにも使用可能です。
お肌の潤いバランスからお肌のキメやトーンまでマルチに整えてくれるので、日々のスキンケアの強い味方になってくれるでしょう。
パイ ローズヒップバイオリジェネレイトオイル 3172円(税込)
BIO-beaute by NUXE(フランス)
日本でも人気の高いフランスのコスメブランドNUXE(ニュクス)から2007年に誕生した、BIO-beaute by NUXE(ビオボーテbyニュクス)。
オーガニック農法で育てられたフルーツから抽出したエキスを使用、豊富なビタミンや高い抗酸化作用を備えた製品に仕上がっています。
世界で高い基準を保つECOCERT(エコサート)認証を受けたこのシリーズでは、化粧水・アイクリームなどのベーシックなスキンケア商品からヘアケア・UVケア商品まで揃います。
人気の高い商品の中でもとりわけオススメなのが「ニュクス・ビオボーテ ビタミンリッチ デトックスマスク」。
お肌の老廃物を除き、クリアで明るいトーンの肌色に整えてくれます。
マスク中はオレンジやレモンのエッセンシャルオイルの香りに包まれ、心からリラックスできそうです。
ニュクス・ビオボーテ ビタミンリッチ デトックスマスク 3590円(税込)
The Organic Pharmacy (イギリス)
世界30カ国で愛用されているイギリスのブランドThe Organic Pharmacyは2002年、薬剤師の考案から始まりました。
薬学・肌工学に基づいて製造された製品には、ほぼ90〜99.9%オーガニック成分が配合されています。
デイリーケアにはもちろん、エイジングケアにも嬉しい効果を発揮してくれるスキンケア製品からメイクアップ、ヘアケア製品、さらにはキャンドルや香水まで一通りのラインナップが揃います。
中でも人気が高いのは、汚れや皮脂をしっかり落としつつも肌に栄養分を補給してくれる「キャロットバター クレンザー」。
90%以上が美容成分でできているため、クレンジングだけでなくマッサージ用クリームとしても活躍してくれます。
キャロットバター クレンザー 8424円(税込)
最新おすすめナチュラルコスメブランド3選
オーガニック原料ではないけれど、自然物質のみを用いて作られたコスメを「ナチュラルコスメ」と呼びます。
ヨーロッパにはこのナチュラルコスメを扱うブランドも多く揃っています。
今回は「Abel(アベル)」「Rituals(リチュアルズ)」「REN(レン)」の3つをご紹介します。
Abel(オランダ)
Abel(アベル)は2017年夏に日本発上陸を果たした、オランダ・アムステルダム発の香水ブランドです。
創業自体も2013年と新しく、時代のコンセプトに合った品質とスタイリッシュなルックスは多くの人々を惹きつけています。
オーガニック原料と天然香料のみを使用して製造されたアベルの香水は、どれも自然の力強さが感じられ、まさにブランドの掲げるモットー「生きている香水」を体現しています。
香水の種類は「コバルトアンバー(オードパルファム)」「ゴールデンネロリ(オードパルファム)」「グレーラブダナム(オードパルファム)」の3つ。
なかでもイチオシの「ゴールデンネロリ(オードパルファム)」は、ネロリと抹茶が融合したフローラルでやさしい香り。
デイリーにも特別な場面でも活躍間違いなしの、エレガントな芳香が魅力です。
ゴールデンネロリ(オードパルファム) 8640円(税込) 〜 18360円(税込)
Rituals…(オランダ)
Rituals…(リチュアルズ)はオランダ発のホーム&ボディコスメブランド。
キャンドルからメイクアップまで様々な製品が揃い、洗練されたオリエンタル風のルックスはお部屋をまるでスパのような雰囲気に仕上げてくれます。
動物実験や児童労働には一切関わらないポリシーを貫き、製品のリフィル(詰め替え)の販売で無駄な容器の製造を避け、環境問題にも敬意を払っています。
全ての製品はパラベンやマイクロビーズ不使用、可能な限りオーガニック原料を用いた製法で作られ、安心して使用できます。
おすすめは日本の桜がテーマのSAKURAシリーズ。
桜とライスミルクが交わる艶やかな香りのキャンドルは、仕事で疲れた心と体を芯から癒してくれそうです。
Rituals… キャンドル SAKURA 5700円(税込)
REN(イギリス)
イギリスで生まれたREN(レン)は、そのパッケージの美しさも印象的なナチュラルスキンケアブランド。
パラベンやサルフェートなどの化学物質、人工香料や人工着色料は不使用。植物から採れるミネラル活性成分を元に作られています。
レンのこだわりは原料だけでなく、豊かな芳香と肌にスッと馴染む使い心地にも詰まっています。
中でもイチオシはモロッコローズのエレガントな香りが楽しめる「レン モロッコローズオットー ボディーローション」。
筆者も使用したことがあり、肌がしっとり落ち着くのはもちろん、まるで本物のバラのような芳しい香りが楽しめるので特にオススメです。
レン モロッコローズオットー ボティローション 200ml 10500円(税込)
ここまでヨーロッパのオーガニック事情、ならびにおすすめオーガニック・ナチュラルコスメブランドをご紹介してきました。
トップの写真はチェコ共和国・プラハにある、オーガニック・ナチュラルブランドの製品を取り扱う「Ingredients(イングリーディエンツ)」店内。
ヨーロッパ圏でしか販売されていない、チェコのオーガニックコスメブランド「ONEST(オネスト)」の製品も手に入ります。
旅行などでプラハを訪れる際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は主にコスメブランドの紹介に的を絞りましたが、次回「ヨーロッパのオーガニック事情 ②」ではヨーロッパのオーガニックフード事情についてお話ししていきます。
どうぞお楽しみに!
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Natsumi Yamashitaと申します。
現在オランダ在住、ライター・翻訳家として活動しています。
趣味は読書・映画鑑賞・写真・料理・ヨガ。
常にオーガニック・ナチュラル・フェアトレード・エシカルに関する情報を探しています。
それら3つのトピックをキーワードに、ヨーロッパから様々な情報をお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
いたるところにオーガニック製品が揃うオーガニックの本場
オーガニック志向のブランドが数多くあることで知られるヨーロッパ。
ヨーロッパの国々では、食材はもちろん、洗剤などの日用品から化粧品や香水等のコスメまで様々なオーガニック製品が揃います。
この記事ではまずヨーロッパのオーガニック事情について解説し、その後ヨーロッパで現在人気のオーガニック・ナチュラルコスメブランドをそれぞれ3選ご紹介していきます。
生活のすべてがオーガニック! ヨーロッパのオーガニック事情
オーガニックが盛んなヨーロッパですが、具体的にはどのような状況なのでしょうか。
自然食品店はもちろん、大型スーパーマーケットでも必ずと言っていいほどオーガニック・ナチュラル製品が販売されており、生活の中にオーガニックが浸透していることが街を歩くと分かります。
私が滞在しているオランダを例にとると、2つの主流大型スーパー『Albert Heijn』『JUMBO』どちらも自社のオーガニックラインを揃えています。
スーパー独自のオーガニック製品は他社のオーガニック製品に比べお財布に優しい低価格に設定され、より多くの人々が生活に取り入れやすいよう工夫されています。
また10代の若者用のオーガニックコスメラインも数多く存在し、オーガニックを取り入れている年齢層も広いことが伺えます。
オーガニック製品の質を保つため、ヨーロッパには多くのオーガニック認証印が存在します。
中でも代表的なのがヨーロッパ連合(EU)独自のオーガニック認証印『EU ORGANIC』。
製品の使用原料の95%以上がオーガニック由来であることを保証するシンボルです。
その他イギリスの『Soil Association』・フランスの『COSMEBIO』・ドイツの『BDHI』などヨーロッパ各国のオーガニック認証が数多く存在し、そのほとんどが95%以上のオーガニック原料の使用を義務付けています。
原料の100%がオーガニックのものを使用している場合、製品表示は「100% Organic」となり、先述のように95%以上のオーガニック原料を使用していれば「Organic」と表示されます。
オーガニック原料を使用しているが含有量が95%未満70%以上の場合は「Made with organic ingredi-ents」、70%を切る場合の表示は「Less than 70% organic ingredients」となります。
オーガニック・ナチュラルブランドを多く生み出し、世界の市場を牽引するドイツ
オーガニック・ナチュラル志向が浸透しているヨーロッパですが、中でもその先駆けとなったのは、現在も最大のオーガニック・ナチュラル市場を誇るドイツです。
ドイツには日本でもおなじみの「WELEDA(ヴェレダ)」「Dr.Hausheka(ドクター・ハウシュカ)」「lavera(ラヴェーラ)」をはじめ、長年続くオーガニック・ナチュラルコスメブランドが数多くあります。
ドイツ国内の化粧品売り上げのうち、オーガニック・ナチュラルコスメは約15%以上を占め、現在も成長を続けています。
筆者はオランダへ移住する以前チェコ共和国とドイツに住んでいた経験があるのですが、暮らした印象ではやはりドイツが一番オーガニック・ナチュラルな商品(化粧品に限らず食品など全般)への意識が高いと感じました。
店頭でも必ずと言っていいほどオーガニック・ナチュラル商品の選択肢があり、BIOMARKTというオーガニック商品のみを取り扱ったスーパーまでありました。
オーガニック・ナチュラルコスメの価格は、筆者の見てきた限りでは高くても日本での価格の6~7割ほどに設定されているようです。
日常的に買い求めやすいことも、ヨーロッパにおけるオーガニック・ナチュラル志向率が高い理由のひとつでしょう。
それでは次に、今ヨーロッパで人気を集めているオーガニック・ナチュラルコスメブランドをそれぞれ3選ご紹介していきます。
今回はあえてドイツ以外の国々出身のブランドを選びました。
日本からも購入が可能なので、気になるものがあれば実際に試してみてはいかがでしょうか。
大切な人へのギフトにもオススメです。
ヨーロッパ発! 最新おすすめオーガニックコスメブランド3選
Pai Skincare(イギリス)
Lookfantastic
「Pai Skincare (パイ スキンケア)」は現在流行のYouTuberたちの間でもたいへん人気の高いコスメブランドです。
創設者サラ・ブラウンが自身の敏感肌に悩んでいた経験に基づき厳選したオーガニック材料(70〜100%)を用いた製品は、敏感肌の人も安心して使用できる優しい使い心地。
アルコール・人工香料・ホルムアルデヒド・パラベン・石油化学物質・フェノキシエタノール・フタル酸エステル・ラウリル硫酸ならびにラウレス硫酸など、人体に悪影響を及ぼす恐れのある材料は徹底して避けています。
厳格な基準を設けているイギリスのオーガニック認証「Soil Assosiation」・動物実験反対の認証「LEAPING BUNNY」・ヴィーガン認証「Vegan」を保持。
また、環境に優しいパッケージの活用や地域社会の貢献にも取り組んでいます。
数多くの製品の中でもイチオシは「パイ ローズヒップバイオリジェネレイトオイル」。
本国イギリスでもベストセラーを記録しており、ブランドの顔ともいえる製品です。
芳しい香りが楽しめるオーガニックのローズヒップオイル・ローズヒップシードオイルを配合、顔・からだのどちらにも使用可能です。
お肌の潤いバランスからお肌のキメやトーンまでマルチに整えてくれるので、日々のスキンケアの強い味方になってくれるでしょう。
パイ ローズヒップバイオリジェネレイトオイル 3172円(税込)
BIO-beaute by NUXE(フランス)
FRAMMES
日本でも人気の高いフランスのコスメブランドNUXE(ニュクス)から2007年に誕生した、BIO-beaute by NUXE(ビオボーテbyニュクス)。
オーガニック農法で育てられたフルーツから抽出したエキスを使用、豊富なビタミンや高い抗酸化作用を備えた製品に仕上がっています。
世界で高い基準を保つECOCERT(エコサート)認証を受けたこのシリーズでは、化粧水・アイクリームなどのベーシックなスキンケア商品からヘアケア・UVケア商品まで揃います。
人気の高い商品の中でもとりわけオススメなのが「ニュクス・ビオボーテ ビタミンリッチ デトックスマスク」。
お肌の老廃物を除き、クリアで明るいトーンの肌色に整えてくれます。
マスク中はオレンジやレモンのエッセンシャルオイルの香りに包まれ、心からリラックスできそうです。
ニュクス・ビオボーテ ビタミンリッチ デトックスマスク 3590円(税込)
The Organic Pharmacy (イギリス)
theorganicpharmacy
世界30カ国で愛用されているイギリスのブランドThe Organic Pharmacyは2002年、薬剤師の考案から始まりました。
薬学・肌工学に基づいて製造された製品には、ほぼ90〜99.9%オーガニック成分が配合されています。
デイリーケアにはもちろん、エイジングケアにも嬉しい効果を発揮してくれるスキンケア製品からメイクアップ、ヘアケア製品、さらにはキャンドルや香水まで一通りのラインナップが揃います。
中でも人気が高いのは、汚れや皮脂をしっかり落としつつも肌に栄養分を補給してくれる「キャロットバター クレンザー」。
90%以上が美容成分でできているため、クレンジングだけでなくマッサージ用クリームとしても活躍してくれます。
キャロットバター クレンザー 8424円(税込)
最新おすすめナチュラルコスメブランド3選
オーガニック原料ではないけれど、自然物質のみを用いて作られたコスメを「ナチュラルコスメ」と呼びます。
ヨーロッパにはこのナチュラルコスメを扱うブランドも多く揃っています。
今回は「Abel(アベル)」「Rituals(リチュアルズ)」「REN(レン)」の3つをご紹介します。
Abel(オランダ)
noseshop
Abel(アベル)は2017年夏に日本発上陸を果たした、オランダ・アムステルダム発の香水ブランドです。
創業自体も2013年と新しく、時代のコンセプトに合った品質とスタイリッシュなルックスは多くの人々を惹きつけています。
オーガニック原料と天然香料のみを使用して製造されたアベルの香水は、どれも自然の力強さが感じられ、まさにブランドの掲げるモットー「生きている香水」を体現しています。
香水の種類は「コバルトアンバー(オードパルファム)」「ゴールデンネロリ(オードパルファム)」「グレーラブダナム(オードパルファム)」の3つ。
なかでもイチオシの「ゴールデンネロリ(オードパルファム)」は、ネロリと抹茶が融合したフローラルでやさしい香り。
デイリーにも特別な場面でも活躍間違いなしの、エレガントな芳香が魅力です。
ゴールデンネロリ(オードパルファム) 8640円(税込) 〜 18360円(税込)
Rituals…(オランダ)
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Rituals…(リチュアルズ)はオランダ発のホーム&ボディコスメブランド。
キャンドルからメイクアップまで様々な製品が揃い、洗練されたオリエンタル風のルックスはお部屋をまるでスパのような雰囲気に仕上げてくれます。
動物実験や児童労働には一切関わらないポリシーを貫き、製品のリフィル(詰め替え)の販売で無駄な容器の製造を避け、環境問題にも敬意を払っています。
全ての製品はパラベンやマイクロビーズ不使用、可能な限りオーガニック原料を用いた製法で作られ、安心して使用できます。
おすすめは日本の桜がテーマのSAKURAシリーズ。
桜とライスミルクが交わる艶やかな香りのキャンドルは、仕事で疲れた心と体を芯から癒してくれそうです。
Rituals… キャンドル SAKURA 5700円(税込)
REN(イギリス)
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イギリスで生まれたREN(レン)は、そのパッケージの美しさも印象的なナチュラルスキンケアブランド。
パラベンやサルフェートなどの化学物質、人工香料や人工着色料は不使用。植物から採れるミネラル活性成分を元に作られています。
レンのこだわりは原料だけでなく、豊かな芳香と肌にスッと馴染む使い心地にも詰まっています。
中でもイチオシはモロッコローズのエレガントな香りが楽しめる「レン モロッコローズオットー ボディーローション」。
筆者も使用したことがあり、肌がしっとり落ち着くのはもちろん、まるで本物のバラのような芳しい香りが楽しめるので特にオススメです。
レン モロッコローズオットー ボティローション 200ml 10500円(税込)
ここまでヨーロッパのオーガニック事情、ならびにおすすめオーガニック・ナチュラルコスメブランドをご紹介してきました。
トップの写真はチェコ共和国・プラハにある、オーガニック・ナチュラルブランドの製品を取り扱う「Ingredients(イングリーディエンツ)」店内。
ヨーロッパ圏でしか販売されていない、チェコのオーガニックコスメブランド「ONEST(オネスト)」の製品も手に入ります。
旅行などでプラハを訪れる際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は主にコスメブランドの紹介に的を絞りましたが、次回「ヨーロッパのオーガニック事情 ②」ではヨーロッパのオーガニックフード事情についてお話ししていきます。
どうぞお楽しみに!
#ヨーロッパオーガニックの記事をさらにチェック!!YamashitaNatsumi現在オランダ在住、ライター・翻訳家として活動しています。趣味は読書・映画鑑賞・写真・料理・ヨガ。常にオーガニック・ナチュラル・フェアトレード・エシカルに関する情報を探しています。それら3つのトピックをキーワードに、ヨーロッパから様々な情報をお届けしていきます。motto
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