アロマディフューザーと加湿器の違いって? アロマ加湿器とは?用途にあわせて冬を乗り切ろう
こんにちは、アロマライターのayakoです^^
寒さが厳しくなると気になるのが、日々の乾燥ですね。
身体の中も外も乾燥が続くと、健康や美容に大きく影響します。
さてこの時期になると、アロマテラピーを始めた方などからアロマディフューザーと加湿器の違いについて聞かれることが増えてきます。
違いを簡単に説明すると、アロマディフューザーは香りの拡散に特化して、加湿器は部屋の加湿に特化しています。
今回は、加湿効果のある「アロマディフューザー」と、室内の保湿に役立つ「加湿器」について、またアロマ加湿器について用途に合わせたものが選択できるよう見分け方や特徴についてご説明したいと思います。
アロマディフューザーと加湿器の違い
アロマディフューザーとは
アロマディフューザーとは、精油の香りを部屋に拡散させるための機器です。
加湿効果よりも、香りの拡散を一番の目的としています。
自然拡散型のタイプや火や電気を使うタイプのものなど、香りを拡散させる様々なタイプのディフューザーがあります。
今回ピックアップするような加湿器のような効果が期待できるようなディフューザーは、主に熱で香りを拡散させるタイプで、超音波式ディーフューザーが該当します。
しかしディフューザーの一番の目的は「香りを拡散させること」なので、加湿効果はそこまで期待できません。
加湿器と比べるとサイズもコンパクトでタンクの容量も小さいのが特徴です。
アロマディフューザーは空間で香りを楽しみたい方におすすめなので、加湿効果を一番に期待する場合はあまり適さないでしょう。
また、この時期に香りを楽しむ場合は抗菌作用のある精油などを使用することで、直接的な乾燥対策にはならないですが風邪予防などには役立つので、香りを楽しみたい方は精油の選び方で工夫してもいいかもしれませんね^^
加湿器とは
シンプルな加湿器とは、乾燥した室内で使用することで空気の湿度を上げる機器のことです。
加湿器の一番の用途は「部屋の湿度をあげること」なので、屋内での乾燥を防ぎたい方は加湿器の使用がおすすめです。
最近では、加湿効果と除菌効果を兼ね備えた空気清浄機なども一般的で、かなり高性能な加湿器が多く発売されている印象です。
冬場に自宅で使用するものだけでなく、オフィスな病院などのクリニックなどでもよく見かけますよね。
機器の性能によって加湿方法は異なりますが、主に加湿器内のタンクに水をいれ、水蒸気化して放出するような仕組みとなっています。
シンプルに水蒸気を放出するタイプや、室内湿度を設定したり水蒸気の強さが調整できるタイプもあり、タイマー付きのタイプも人気です。
よく見かける「アロマ加湿器」って?
アロマディフューザーとどう見分ければいいのか
ディフューザーとは、前述の通り「香りを拡散させる」機能を持つ機器のことを指しますので、アロマディフューザーと謳われているものは、加湿効果よりも香りを拡散させる効果が高いものになります。
アロマ加湿器は「アロマ拡散機能のついた加湿器」という加湿器のカテゴリーになります。
加湿か香りか、でいうと加湿機能のほうが強いものになるので、しっかり香りを楽しみたい方には少し物足りないかもしれません。
あくまでもアロマディフューザーで加湿効果を期待したい場合は、アロマミストや水を使用する超音波式のタイプであれば室内に水蒸気を拡散させることができます。
アロマも保湿もほしいという人にどういったアロマ加湿器がおすすめ?
アロマ加湿器は加湿機能がメインなため、香りを楽しみたい方にとっては「思っていたような効果が得られない……」 と不満に感じてしまうかもしれません。
そのためアロマ加湿器を選ぶ際に、筆者個人としてはアロマオイルをどのくらい加えられるのか?(実際どれほど香りが楽しめるのか?)
というポイントも重視することをおすすめします。
なぜなら、アロマ加湿器は加湿器としての性能が主なものとなりますので、水を大量に使用するものも多いため、どうしてもアロマオイルを加えても香りが薄くなってしまいます。
アロマはおまけ程度な加湿器も多いので、可能であればしっかり香るか?もチェックしてほしいと思います。
保湿も香りも、どちらも譲れない! という方だったら、いっそのこと加湿器とディフューザーを別々に用意しても良いでしょう。
最近は多くの商品が発売されているので、ディフューザーなのか加湿器なのか、どちらの機能も兼ね備えていて紛らわしいものが多く、選ぶだけでも混乱してしまうのが現状です。
どちらにせよ使い方や仕組みを確認してから購入すると、用途に合った商品が購入できそうですね^^
アロマ加湿器の注意点
使用の際に注意したいポイントが2つあるので、ぜひ下記の点に気をつけてみましょう。
使用可能な「アロマオイル」をチェック!
ひとくちに「アロマオイル」といっても、100%天然の精油なのか、加湿器専用に作られたアロマオイルなのか、使用できるオイルが異なる場合も多いです。
加湿器専用のアロマオイルとは、タンク内の水に溶けやすくするため人工的に加工されたものが多く、天然の精油とは成分が異なります。
また、もし精油の使用不可な機器に精油を使用してしまうと、その油分によって機器に詰まりが起きるなど故障トラブルに繋がることがあります。
「アロマオイル使用可能」 な機器かどうかをチェックするのはもちろんですが、精油なのか専用のオイルなのか、使用可能なオイルの種類についても調べて用意するようにしましょうね。
タンク内のお掃除をきちんとしましょう!
加湿器やアロマディフューザーは、水をタンクの中に入れて使用するタイプのものも多いため、雑菌が繁殖しないようにこまめにタンクを掃除するようにしましょう。
常温の水は時間が経過すると、思っているよりもすぐに雑菌が繁殖していきます。
お掃除を怠ると、雑菌が水蒸気と一緒に空気中に拡散されてしまいます。
空気中の雑菌が原因で、人間の循環器系の疾患に繋がるとの情報もあるくらいなので、健康のためにも加湿器の掃除は必ず行ってほしいところです。
掃除をせずに使い続けることを考えると、とても恐ろしいですよね……!
加湿器とセットでお掃除用の除菌剤なども販売されていることも多いので、お掃除はこまめに行いましょう。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭は徹底しましょうね。
いかがでしたでしょうか。
アロマディフューザーと加湿器の違いについて、なんとなくご理解頂けましたでしょうか?
ディフューザー・加湿器を選ぶ際は加湿効果を期待するのか、香りの拡散効果を期待するのかなど、目的にあった性能のものを選ぶようにしましょう。
「こんなはずじゃなかった!」とならないようにも、購入前に性能を調べたり、可能であれば店舗などで実際に稼働しているサンプルなどを見てみることをおすすめします^^
香り効果と加湿効果、上手に使って乾燥した冬を快適に乗り切りましょうね♪
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