はじめまして♪
ハンドメイドアクセサリーブランドSARAH GAUDIの折田さやかです。
花やパールといった小物好きが生じてアクセサリーを作りはじめて、
気がつけばウェディング向けの小物ブランドを立ち上げて早3年が経ちました。
式を控える花嫁様から普段使いされる方まで(男性ものお客様も!)
たくさんの方からオーダーをいただき、毎回心を込めて作らせていただいています。
なので式で私のアクセサリーを付けてもらえるのを見ると、こちらまで幸せな気持ちになります♡
そんな私も最初のころは試行錯誤をしながらアクセサリーを作り始めてみたものの
なかなか上手く仕上がらないこともありました。
そこで、今回ははじめてハンドメイドアクセサリーに挑戦する人のお役に立てるよう
素材選びから使う道具、そして今まで培ってきたコツを3回に分けて伝授させていただきます☻
記念すべき第一回目は素材選びです。
素材のキホン
まず、素材には大きく分けて
1.基礎的な金具
2.装飾的なパーツ
の2つがあります。
1.基礎的な金具について
おすすめは14Kfg
上の写真はピアス金具・ワイヤー・マルカン・留め金具などアクセサリーの基礎部分となる金具です。
ゴールドやシルバー、真鍮(しんちゅう)など自分の好みに合った色の金具をそろえましょう。
金具とひとことで言っても、手頃な金メッキ製から18金のものまでさまざまです。そのなかでも私がおすすめするのは「14Kfgゴールドフィールド」という素材。簡単に言うとメッキと18金の中間で、メッキよりもサビに強くて剥げにくく強く18金よりはお値段もお手軽です。
本記事でご紹介している素材屋さんなどでも取り扱っていますのでぜひ、チェックしてみてくださいね。
ここで注意したいのは、ひとつのアクセサリーで基礎金具の素材をばらばらで揃えないこと。
「ピアス金具は14Kfgだけどワイヤーは金メッキ」など素材を混ぜてしまうと、使っているうちに金メッキの部分だけが黒ずんできたリ色あせてきたり……とせっかく作ったのに残念なことになります。
また、同じゴールドの色表記でもお店によって微妙に色合いが異なる場合があります。「チェーンと留め具の色合いが微妙に違う」なんてことにならないようによく見くらべて、できれば同じお店で金具を揃えるといいでしょう。
2.装飾的なパーツ
ひと工夫するだけで自分だけのオリジナルアクセに♡
こちらはパール・ビーズ・スワロフスキー・チャーム・ファーなどなど、デザインの部分をになうパーツです。
初心者さんにおすすめなのはパールやスワロフスキー。ワイヤーに通したり貼り付けるだけで簡単にかわいいアクセサリーになります。
「もっとオリジナル感がほしい!」
そんな時におすすめなのがお花の素材です。
当ブランドでも使用しているドライフラワーやプリザーブドフラワーなど本物のお花なら、ひとつとして同じものは無いので自分だけのアクセサリーに仕上がります。
形も色も微妙に違うお花の色や形から、自分好みのものを見つけるのもとても楽しいですよ。
お花は、紫外線で固まる樹脂「UVレジン」で固めるなどしてパーツとしてアクセサリーに仕上げていきます。
今後、本連載でそんなフラワーパーツの作り方もご紹介していきますので楽しみにしててくださいね。
素材の入手方法
金具・パーツの購入は素材屋さんへ
はじめてのハンドメイドには、貴和製作所やパーツクラブなど、少量ずつ素材を調達できるお店がおすすめです。アクセサリーに必要な基礎金具や装飾パーツ、UVレジンなどほとんどのものがそろいます。
ずらっと並んだパーツや素材を眺めるだけでもワクワクしちゃいますよね♪
店舗によっては工具を貸出してくれる作業スペースが併設されており、買った素材を使ってすぐ作製することもできます。また、レシピ付きのキットや、販売されている素材で作ったアクセサリー見本なども展示されているので、まずはそれを参考に作ってみましょう。
お花や植物はネット通販を活用
お花の素材は、店舗だと基本的に1種類を束や箱単位(1500円~3000円程度)で購入しなければなりません。
ネット通販ですと小分けで販売してくれるお店もあります。
こちらのハナノソウコは、ハンドメイドの方向けのお花の小分け専門店です。
ハナノソウコ
いろんな種類のお花を少量ずつ、どれも200~500円程度と手頃な値段で販売してくれています。
様々な種類を気軽に試せるので、ハンドメイドをはじめるにはもってこいのおすすめショップです。
自分で加工する
お花は自分でパーツを作ることもできます。お家で頑張って育てたお花や記念でいただいたお花など、きれいに加工してアクセサリーにするととっても愛着がわきますよ。
今回は簡単な押し花の作成方法をご紹介します。
1.好きな花びらを分厚い本などのページの間に並べます。(写真はカーネーションの花びらです)
小さい花なら解体せず花のまま乗せても良いです。その場合は仕上がりの形をイメージしながら配置を調整しましょう。
2.重なったりずれたりしないよう気を付けながらそっと本を閉じ、さらに上から石などの重しをのせて1週間~10日程度置きます。
3.花びらを傷つけないように気を付けながら慎重に本を開き取り出します。
ピンセットなどで花びらの端をつまみ持ち上げてみましょう。
花がパリッと平行に持ち上がれば完成の証拠です。
しなっとして垂れ下がるようなら水分が十分に抜けきっていませんので、もう1~2日置いてみましょう。
上の写真では生のお花から、3日目・1週間目と押し花にしたお花を比較してみました。
徐々に水分が抜けて小さくなり、アンティーク調なえんじ色へと変化していますね。
自分の作りたいアクセサリーを思い浮かべながらさまざまなお花で試してみてください。
さて、押し花ができたら次はUVレジンで加工していきますがそれはまた次回!
大体の予算
予算はピンからキリまでありますが、今回ご紹介した貴和製作所などの素材屋さんで、ピアス1ペア500円~3000円程度で作ることができます。
金メッキピアス金具→1ペア40円程度
14Kfgピアス金具→1ペア450円程度
素材の違いや国産か海外製かなどでも値段が違ってきますが、とくに基礎金具は良質なものからお手軽なものまでさまざまありますので、はじめは練習をかねて安いものからチャレンジしてみましょう。
はじめてのハンドメイドアクセサリー 〜第2回 工具と材料の使い方編〜【監修:SARAH GAUDI】
折田さやか/SAYAKA ORITA
会社員を経て2014年にフラワーアクセサリーブランドSARAH GAUDI(サラ・ガウディ)を始める。
花冠やブーケなどウエディング小物をはじめ、花を使ったデイリーアクセサリーなどを作製販売。お花のハンドメイドワークショップ等イベントの開催も行う。
SARAH GAUDI公式サイト
公式instagram
公式フェイスブックページ
ワークショップ開催情報
ハンドメイドレシピ本「フラワーアクセサリー」(文化出版局)
「レジンのフラワーアクセサリー」(文化出版局)
はじめてのハンドメイドアクセサリー 〜第2回 工具と材料の使い方編〜【監修:SARAH GAUDI】
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ハンドメイドアクセサリーブランドSARAH GAUDIの折田さやかです。
花やパールといった小物好きが生じてアクセサリーを作りはじめて、
気がつけばウェディング向けの小物ブランドを立ち上げて早3年が経ちました。
式を控える花嫁様から普段使いされる方まで(男性ものお客様も!)
たくさんの方からオーダーをいただき、毎回心を込めて作らせていただいています。
なので式で私のアクセサリーを付けてもらえるのを見ると、こちらまで幸せな気持ちになります♡
そんな私も最初のころは試行錯誤をしながらアクセサリーを作り始めてみたものの
なかなか上手く仕上がらないこともありました。
そこで、今回ははじめてハンドメイドアクセサリーに挑戦する人のお役に立てるよう
素材選びから使う道具、そして今まで培ってきたコツを3回に分けて伝授させていただきます☻
記念すべき第一回目は素材選びです。
素材のキホン
まず、素材には大きく分けて
1.基礎的な金具
2.装飾的なパーツ
の2つがあります。
1.基礎的な金具について
おすすめは14Kfg
上の写真はピアス金具・ワイヤー・マルカン・留め金具などアクセサリーの基礎部分となる金具です。
ゴールドやシルバー、真鍮(しんちゅう)など自分の好みに合った色の金具をそろえましょう。
金具とひとことで言っても、手頃な金メッキ製から18金のものまでさまざまです。そのなかでも私がおすすめするのは「14Kfgゴールドフィールド」という素材。簡単に言うとメッキと18金の中間で、メッキよりもサビに強くて剥げにくく強く18金よりはお値段もお手軽です。
本記事でご紹介している素材屋さんなどでも取り扱っていますのでぜひ、チェックしてみてくださいね。
ここで注意したいのは、ひとつのアクセサリーで基礎金具の素材をばらばらで揃えないこと。
「ピアス金具は14Kfgだけどワイヤーは金メッキ」など素材を混ぜてしまうと、使っているうちに金メッキの部分だけが黒ずんできたリ色あせてきたり……とせっかく作ったのに残念なことになります。
また、同じゴールドの色表記でもお店によって微妙に色合いが異なる場合があります。「チェーンと留め具の色合いが微妙に違う」なんてことにならないようによく見くらべて、できれば同じお店で金具を揃えるといいでしょう。
2.装飾的なパーツ
ひと工夫するだけで自分だけのオリジナルアクセに♡
こちらはパール・ビーズ・スワロフスキー・チャーム・ファーなどなど、デザインの部分をになうパーツです。
初心者さんにおすすめなのはパールやスワロフスキー。ワイヤーに通したり貼り付けるだけで簡単にかわいいアクセサリーになります。
「もっとオリジナル感がほしい!」
そんな時におすすめなのがお花の素材です。
当ブランドでも使用しているドライフラワーやプリザーブドフラワーなど本物のお花なら、ひとつとして同じものは無いので自分だけのアクセサリーに仕上がります。
形も色も微妙に違うお花の色や形から、自分好みのものを見つけるのもとても楽しいですよ。
お花は、紫外線で固まる樹脂「UVレジン」で固めるなどしてパーツとしてアクセサリーに仕上げていきます。
今後、本連載でそんなフラワーパーツの作り方もご紹介していきますので楽しみにしててくださいね。
素材の入手方法
金具・パーツの購入は素材屋さんへ
はじめてのハンドメイドには、貴和製作所やパーツクラブなど、少量ずつ素材を調達できるお店がおすすめです。アクセサリーに必要な基礎金具や装飾パーツ、UVレジンなどほとんどのものがそろいます。
ずらっと並んだパーツや素材を眺めるだけでもワクワクしちゃいますよね♪
店舗によっては工具を貸出してくれる作業スペースが併設されており、買った素材を使ってすぐ作製することもできます。また、レシピ付きのキットや、販売されている素材で作ったアクセサリー見本なども展示されているので、まずはそれを参考に作ってみましょう。
お花や植物はネット通販を活用
お花の素材は、店舗だと基本的に1種類を束や箱単位(1500円~3000円程度)で購入しなければなりません。
ネット通販ですと小分けで販売してくれるお店もあります。
こちらのハナノソウコは、ハンドメイドの方向けのお花の小分け専門店です。
ハナノソウコ
いろんな種類のお花を少量ずつ、どれも200~500円程度と手頃な値段で販売してくれています。
様々な種類を気軽に試せるので、ハンドメイドをはじめるにはもってこいのおすすめショップです。
自分で加工する
お花は自分でパーツを作ることもできます。お家で頑張って育てたお花や記念でいただいたお花など、きれいに加工してアクセサリーにするととっても愛着がわきますよ。
今回は簡単な押し花の作成方法をご紹介します。
1.好きな花びらを分厚い本などのページの間に並べます。(写真はカーネーションの花びらです)
小さい花なら解体せず花のまま乗せても良いです。その場合は仕上がりの形をイメージしながら配置を調整しましょう。
2.重なったりずれたりしないよう気を付けながらそっと本を閉じ、さらに上から石などの重しをのせて1週間~10日程度置きます。
3.花びらを傷つけないように気を付けながら慎重に本を開き取り出します。
ピンセットなどで花びらの端をつまみ持ち上げてみましょう。
花がパリッと平行に持ち上がれば完成の証拠です。
しなっとして垂れ下がるようなら水分が十分に抜けきっていませんので、もう1~2日置いてみましょう。
上の写真では生のお花から、3日目・1週間目と押し花にしたお花を比較してみました。
徐々に水分が抜けて小さくなり、アンティーク調なえんじ色へと変化していますね。
自分の作りたいアクセサリーを思い浮かべながらさまざまなお花で試してみてください。
さて、押し花ができたら次はUVレジンで加工していきますがそれはまた次回!
大体の予算
予算はピンからキリまでありますが、今回ご紹介した貴和製作所などの素材屋さんで、ピアス1ペア500円~3000円程度で作ることができます。
金メッキピアス金具→1ペア40円程度
14Kfgピアス金具→1ペア450円程度
素材の違いや国産か海外製かなどでも値段が違ってきますが、とくに基礎金具は良質なものからお手軽なものまでさまざまありますので、はじめは練習をかねて安いものからチャレンジしてみましょう。
はじめてのハンドメイドアクセサリー 〜第2回 工具と材料の使い方編〜【監修:SARAH GAUDI】
折田さやか/SAYAKA ORITA
会社員を経て2014年にフラワーアクセサリーブランドSARAH GAUDI(サラ・ガウディ)を始める。
花冠やブーケなどウエディング小物をはじめ、花を使ったデイリーアクセサリーなどを作製販売。お花のハンドメイドワークショップ等イベントの開催も行う。
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ハンドメイドレシピ本「フラワーアクセサリー」(文化出版局)
「レジンのフラワーアクセサリー」(文化出版局)
はじめてのハンドメイドアクセサリー 〜第2回 工具と材料の使い方編〜【監修:SARAH GAUDI】折田 さやか会社員を経て2014年にフラワーアクセサリーブランドSARAH GAUDI(サラ・ガウディ)を始める。
花冠やブーケなどウエディング小物をはじめ、花を使ったデイリーアクセサリーなどを作製販売。お花のハンドメイドワークショップ等イベントの開催も行う。
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【著書】
ハンドメイドレシピ本「フラワーアクセサリー」(文化出版局)
「レジンのフラワーアクセサリー」(文化出版局)motto
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