こんにちは。

11月1日ぞろ目生まれのライターmamiです!

秋生まれのワタシにとって、今は1番好きな季節。

「スポーツの秋」、「食欲の秋」、「芸術の秋」などさまざまいわれますが、皆さんにとっては何の秋でしょう?

ワタシは断然読書です!

食欲も捨てがたいけれど、それは季節に関係ない(⁈)

ということで……

今回は秋の夜長に、どっぷり浸れる小説をご紹介しようと思います。

ビターで濃い目の大人恋愛ストーリー。

映画化され、つい最近公開された話題作です!

motto読者にオススメしたい女流作家の紹介も含めてお届けしましょう。

「彼女がその名を知らない鳥たち」著:沼田まほかる

中毒になる作家、沼田まほかる

沼田まほかるさんは、2004年に「九月が永遠に続けば」という作品でホラーサスペンス大賞を受賞し、まさに彗星の如く現れました。

当時56才。

僧侶や会社経営などを経て、突如作家になられたという変わり種です。

ワタシはこの「九月が永遠に続けば」を何気なく読んで衝撃を受けました。

いやもう、「ドロッとしてる」なんてもんじゃありません。

バクダンって食べ物がありますよね。

まぐろと長芋と納豆とオクラを一挙に掻き混ぜて食べる……あれみたいな感じです(例えがおかしい?)。

一旦読み始めると、ページを捲る手が止められません。

心の中心部分を誰かに掴まれ、揺すられ、気持ち悪いけど気持ちいい……いわゆる“イタ気持ちいい”感じに痺れていくのです。

つまりは中毒!

「九月が永遠に続けば」以降、沼田さんはヒット作に恵まれませんでしたが、2012年に大藪春彦賞を受賞した「ユリゴコロ」で再び注目を集めます。

その後、「彼女がその名を知らない鳥たち」、「猫鳴り」、「アミダサマ」など過去作も広く読まれ、湊かなえさん、真梨幸子さんと並んで“イヤミスの女王”と呼ばれるようになりました。


イヤミス=読むと嫌な気分になるミステリーのこと。

確かに否定はしません。

でも!

面白いんですよ〜。

バクダン並みにドロッとした愛憎が描かれているので気分爽快とはいきませんが、クセになる小説であることはワタシが保証します。

ちなみにバクダンも好物です(笑)

遅咲きのデビューで著作も少なく、「ユリゴコロ」のあと新作が出版されていない沼田まほかるさん。

その人自身も神秘に包まれていて興味深いです。

これを愛と呼べるか……「彼女がその名を知らない鳥たち」

〘あらすじ(ネタバレはありません)〙

十和子は8年前に別れた黒崎を思い焦がれながら、好きでもない陣治と暮らしている。

彼女の趣味はクレーマー。

風采の上がらない卑屈な陣治を嫌悪しつつ依存し、彼が稼いだ金で無為な日々を送っていた。

陣治はヘビースモーカーで不潔な中年男。

口にするのは過去の栄光と会社の愚痴ばかり。

十和子に執着していて、日に何度も電話をかけてきて時には尾行までする。

それでも陣治は何もしない十和子のため、家事からマッサージまで尽くしていたが、彼女は別の男と出会ってしまった。

クレームをつけたデパートから代替え品を持ってきた水島という男で、十和子は彼に過去の恋人黒崎の面影を重ね、溺れていく。

そんな時、訪ねてきた刑事に、黒崎が5年前から行方不明になっていることを知らされた十和子は、ある記憶から陣治が黒崎の失踪に関わっているのではないかと疑いを抱くようになる。

最低な男と女が辿り着く究極の愛とは……?

〘映画のキャスト(10/28〜公開中)〙
北原十和子:蒼井優
佐野陣治:安部サダヲ
水島真:松坂桃李
黒崎俊一:竹野内豊
…………………………………………………………

あらすじを読んだだけで、いろいろ想像されると思いますが……

先にいっておきましょう。

想像は裏切られます!

映画のキャッチコピーに「あなたはこれを愛と呼べるか」とありますが、皆さんがどう思われるか、いろんな方と話してみたくなる作品です。

映画も楽しみですが、まず原作の世界観を体験して頂きたいです。

決して、先にラストを読まないでくださいね!

「ユリゴコロ」も、吉高由里子さん主演で映画化されて話題になっています。

「月と蕾」著:角田光代

女性に響く感情を描く、角田光代

角田光代さんは、2005年に「対岸の彼女」で直木賞を受賞した作家です。

作家なんて疎いという方でも、映画やドラマがヒットした「八日目の蝉」や「紙の月」はご存知じゃないでしょうか。

「八日目の蝉」は、不倫相手の赤ん坊を誘拐した女性の逃亡劇と、誘拐された少女のその後を描いた作品。

「紙の月」は、銀行に勤める人妻が若い男性と出会い恋に落ちたことをきっかけに、顧客の金を使い込んで破滅へ突き進んでいくというストーリー。

「紙の月」のヒロインは、ドラマで原田知世さん、映画では宮沢りえさんが演じて話題になりました。

2作品とも実際の事件からヒントを得ていると思うのですが、すごいのはページをめくらせずにおかないドラマティックな展開と、女性の感情への寄り添い方です。

後でご紹介する「月と蕾」もそうですが、角田さんの描く恋愛は普通っぽくありません。

たいてい、そんなのあり得ん! と感じる男もしくは女が登場します。

上記の2作品のように犯罪に巻き込まれる場合もあります。

なのに! それが!

サスペンスフルでありながらエンターテイメントではなく、ドラマティックでありながら地味に、普通っぽく、描かれていくのです。

普通に読めるのに、内容が普通じゃないからすごい!

角田さんの創作の基準は“リアリティ”で、動機は“怒り”だといいます。

たとえば……

幼児虐待のニュースを見たときに湧き上がった怒り。

事件そのものもさることながら、「母性があるのに」と女性に責任を押し付ける発言をしたコメンテーターにも腹を立てたそうです。

銀行員の女性が使い込みをしてしまった事件の裏側には、大抵“男性に貢ぐ”という構図があるのは一体どうしてなのか……⁈

そんな怒りが、母性に翻弄されるヒロインや、歪んだ愛を選ぶ主人公を生み出しました。

リアリティがあるので、自分もそうするかも……と思わされてしまう恐さも湧き上がります。

角田光代さんについて興味を持たれた方は、以前私が書いた記事がありますので読んでみてください。
「アイズプラス」 大人女子の名言・生き方バイブル(角田光代)前後編

ねじれた愛を描く……「月と蕾」

〘あらすじ(ネタバレはありません)〙

スーパーで働く泰子の元に子供の頃同居していた“男の子” 智が訪ねてくる。

泰子は「不幸に追いつかれた」と思った。……

智は父親を知らず、幼いころから母親と各地を転々としながら暮らしていた。

母の直子が男に拾われては出ていくという暮らしを続けていたから。

智が小学1年生の頃に母が住み着いたのが辻井家で、そこには同年代の“女の子”泰子がおり、2人はろくに学校にもいかず、独特の遊びをし、お互いの全身を撫で、妙な恍惚と安心感の中で眠った。

泰子の両親は、直子たち母子の同居を経て離婚。

その後、別の愛人を家に住まわせた父も今は他界している。

泰子は自身の「ねじれた」生い立ちを心の奥に閉じこめ、今は“まっとうな”婚約者もいる。

それなのに。

成長した智の訪れが、泰子の地味だが平穏な生活にさざ波を立てはじめる。

置き去りにした時間が動き出して……。

〘映画のキャスト(10/7〜公開中)〙
泰子:初音映莉子
智:高良健吾
直子:草刈民代
…………………………………………………………

サスペンスではありませんが、やはり普通の恋愛小説とはひと味違います。
出会いから何から意表をついていて……

案の定、あり得ん! と指摘したくなる母、息子、彼らを巡る人々が登場します。

ヒロインの泰子もどこか欠落していて、読んでいると「なんでそうなる!」と誰もがツッコミを入れたくなるでしょう。(関西人のワタシだけ?)

けれど読み進めるうち、あらすじにも書いた「妙な恍惚と安心感」にじわじわ、ざわざわ侵されていくのです。

冬の寒い朝、生暖かいお布団の中で、あ〜このままでいたい! と感じた時に、

「なら、このままでいればいいじゃん。いけないの? ずっと、好きなだけごろんごろんしていようよ」

と、誰かに囁かれたような。

怠惰な人の話とご紹介しているようですが(実際そういう部分は多々あります)、それだけじゃないです。

智の母親……、常に男性に寄生し、酒を飲んで暮らす直子が智の父親のことを聞かれ答えるセリフ、

「もし、とかね。あのとき、とかね、考えてもどうしようもないだろ、だったらそんなことを考えないで、今日一日をなんとかして終わらせるんだ、そうすっと明日になるからね」

「あんたね、何かがはじまったらもう、終わるってこと、ないの。(中略)はじまったらあとはどんなふうにしてもそこを切り抜けなきゃなんないってこと」

……何だか胸に刺さりませんか?

怪物のような女性直子を、あの美しい草刈民代さんがどんな風に演じるのかも興味がありますね。

この小説の海に漕ぎ出すと、壊れかけの小舟に乗せられたみたいな不安が襲ってきますが、知らないうちに嵐の夜を乗り切っていることに気づきます。

読後には、凪いだ海で太陽に照らされ、大きく伸びをしているような解放感が湧いてくるのはなぜでしょう。

感動でもない。

共感はできないかもしれない。

ですが!

女性なら「分かる」としかいいようのない強い何かがある作品です。

秋の夜長に、“浸ってハマれる” オススメの2冊をご紹介しました。

手に取っていただけたら嬉しいです。

 

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https://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/book-1024x682.jpghttps://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/book-150x150.jpgmami暮らす食べる恋愛小説こんにちは。 11月1日ぞろ目生まれのライターmamiです! 秋生まれのワタシにとって、今は1番好きな季節。 「スポーツの秋」、「食欲の秋」、「芸術の秋」などさまざまいわれますが、皆さんにとっては何の秋でしょう? ワタシは断然読書です! 食欲も捨てがたいけれど、それは季節に関係ない(⁈) ということで…… 今回は秋の夜長に、どっぷり浸れる小説をご紹介しようと思います。 ビターで濃い目の大人恋愛ストーリー。 映画化され、つい最近公開された話題作です! motto読者にオススメしたい女流作家の紹介も含めてお届けしましょう。 「彼女がその名を知らない鳥たち」著:沼田まほかる 中毒になる作家、沼田まほかる 沼田まほかるさんは、2004年に「九月が永遠に続けば」という作品でホラーサスペンス大賞を受賞し、まさに彗星の如く現れました。 当時56才。 僧侶や会社経営などを経て、突如作家になられたという変わり種です。 ワタシはこの「九月が永遠に続けば」を何気なく読んで衝撃を受けました。 いやもう、「ドロッとしてる」なんてもんじゃありません。 バクダンって食べ物がありますよね。 まぐろと長芋と納豆とオクラを一挙に掻き混ぜて食べる……あれみたいな感じです(例えがおかしい?)。 一旦読み始めると、ページを捲る手が止められません。 心の中心部分を誰かに掴まれ、揺すられ、気持ち悪いけど気持ちいい……いわゆる“イタ気持ちいい”感じに痺れていくのです。 つまりは中毒! 「九月が永遠に続けば」以降、沼田さんはヒット作に恵まれませんでしたが、2012年に大藪春彦賞を受賞した「ユリゴコロ」で再び注目を集めます。 その後、「彼女がその名を知らない鳥たち」、「猫鳴り」、「アミダサマ」など過去作も広く読まれ、湊かなえさん、真梨幸子さんと並んで“イヤミスの女王”と呼ばれるようになりました。 イヤミス=読むと嫌な気分になるミステリーのこと。 確かに否定はしません。 でも! 面白いんですよ〜。 バクダン並みにドロッとした愛憎が描かれているので気分爽快とはいきませんが、クセになる小説であることはワタシが保証します。 ちなみにバクダンも好物です(笑) 遅咲きのデビューで著作も少なく、「ユリゴコロ」のあと新作が出版されていない沼田まほかるさん。 その人自身も神秘に包まれていて興味深いです。 これを愛と呼べるか……「彼女がその名を知らない鳥たち」 〘あらすじ(ネタバレはありません)〙 十和子は8年前に別れた黒崎を思い焦がれながら、好きでもない陣治と暮らしている。 彼女の趣味はクレーマー。 風采の上がらない卑屈な陣治を嫌悪しつつ依存し、彼が稼いだ金で無為な日々を送っていた。 陣治はヘビースモーカーで不潔な中年男。 口にするのは過去の栄光と会社の愚痴ばかり。 十和子に執着していて、日に何度も電話をかけてきて時には尾行までする。 それでも陣治は何もしない十和子のため、家事からマッサージまで尽くしていたが、彼女は別の男と出会ってしまった。 クレームをつけたデパートから代替え品を持ってきた水島という男で、十和子は彼に過去の恋人黒崎の面影を重ね、溺れていく。 そんな時、訪ねてきた刑事に、黒崎が5年前から行方不明になっていることを知らされた十和子は、ある記憶から陣治が黒崎の失踪に関わっているのではないかと疑いを抱くようになる。 最低な男と女が辿り着く究極の愛とは……? 〘映画のキャスト(10/28〜公開中)〙 北原十和子:蒼井優 佐野陣治:安部サダヲ 水島真:松坂桃李 黒崎俊一:竹野内豊 ………………………………………………………… あらすじを読んだだけで、いろいろ想像されると思いますが…… 先にいっておきましょう。 想像は裏切られます! 映画のキャッチコピーに「あなたはこれを愛と呼べるか」とありますが、皆さんがどう思われるか、いろんな方と話してみたくなる作品です。 映画も楽しみですが、まず原作の世界観を体験して頂きたいです。 決して、先にラストを読まないでくださいね! 「ユリゴコロ」も、吉高由里子さん主演で映画化されて話題になっています。 「月と蕾」著:角田光代 女性に響く感情を描く、角田光代 角田光代さんは、2005年に「対岸の彼女」で直木賞を受賞した作家です。 作家なんて疎いという方でも、映画やドラマがヒットした「八日目の蝉」や「紙の月」はご存知じゃないでしょうか。 「八日目の蝉」は、不倫相手の赤ん坊を誘拐した女性の逃亡劇と、誘拐された少女のその後を描いた作品。 「紙の月」は、銀行に勤める人妻が若い男性と出会い恋に落ちたことをきっかけに、顧客の金を使い込んで破滅へ突き進んでいくというストーリー。 「紙の月」のヒロインは、ドラマで原田知世さん、映画では宮沢りえさんが演じて話題になりました。 2作品とも実際の事件からヒントを得ていると思うのですが、すごいのはページをめくらせずにおかないドラマティックな展開と、女性の感情への寄り添い方です。 後でご紹介する「月と蕾」もそうですが、角田さんの描く恋愛は普通っぽくありません。 たいてい、そんなのあり得ん! と感じる男もしくは女が登場します。 上記の2作品のように犯罪に巻き込まれる場合もあります。 なのに! それが! サスペンスフルでありながらエンターテイメントではなく、ドラマティックでありながら地味に、普通っぽく、描かれていくのです。 普通に読めるのに、内容が普通じゃないからすごい! 角田さんの創作の基準は“リアリティ”で、動機は“怒り”だといいます。 たとえば…… 幼児虐待のニュースを見たときに湧き上がった怒り。 事件そのものもさることながら、「母性があるのに」と女性に責任を押し付ける発言をしたコメンテーターにも腹を立てたそうです。 銀行員の女性が使い込みをしてしまった事件の裏側には、大抵“男性に貢ぐ”という構図があるのは一体どうしてなのか……⁈ そんな怒りが、母性に翻弄されるヒロインや、歪んだ愛を選ぶ主人公を生み出しました。 リアリティがあるので、自分もそうするかも……と思わされてしまう恐さも湧き上がります。 角田光代さんについて興味を持たれた方は、以前私が書いた記事がありますので読んでみてください。 「アイズプラス」 大人女子の名言・生き方バイブル(角田光代)前後編 ねじれた愛を描く……「月と蕾」 〘あらすじ(ネタバレはありません)〙 スーパーで働く泰子の元に子供の頃同居していた“男の子” 智が訪ねてくる。 泰子は「不幸に追いつかれた」と思った。…… 智は父親を知らず、幼いころから母親と各地を転々としながら暮らしていた。 母の直子が男に拾われては出ていくという暮らしを続けていたから。 智が小学1年生の頃に母が住み着いたのが辻井家で、そこには同年代の“女の子”泰子がおり、2人はろくに学校にもいかず、独特の遊びをし、お互いの全身を撫で、妙な恍惚と安心感の中で眠った。 泰子の両親は、直子たち母子の同居を経て離婚。 その後、別の愛人を家に住まわせた父も今は他界している。 泰子は自身の「ねじれた」生い立ちを心の奥に閉じこめ、今は“まっとうな”婚約者もいる。 それなのに。 成長した智の訪れが、泰子の地味だが平穏な生活にさざ波を立てはじめる。 置き去りにした時間が動き出して……。 〘映画のキャスト(10/7〜公開中)〙 泰子:初音映莉子 智:高良健吾 直子:草刈民代 ………………………………………………………… サスペンスではありませんが、やはり普通の恋愛小説とはひと味違います。 出会いから何から意表をついていて…… 案の定、あり得ん! と指摘したくなる母、息子、彼らを巡る人々が登場します。 ヒロインの泰子もどこか欠落していて、読んでいると「なんでそうなる!」と誰もがツッコミを入れたくなるでしょう。(関西人のワタシだけ?) けれど読み進めるうち、あらすじにも書いた「妙な恍惚と安心感」にじわじわ、ざわざわ侵されていくのです。 冬の寒い朝、生暖かいお布団の中で、あ〜このままでいたい! と感じた時に、 「なら、このままでいればいいじゃん。いけないの? ずっと、好きなだけごろんごろんしていようよ」 と、誰かに囁かれたような。 怠惰な人の話とご紹介しているようですが(実際そういう部分は多々あります)、それだけじゃないです。 智の母親……、常に男性に寄生し、酒を飲んで暮らす直子が智の父親のことを聞かれ答えるセリフ、 「もし、とかね。あのとき、とかね、考えてもどうしようもないだろ、だったらそんなことを考えないで、今日一日をなんとかして終わらせるんだ、そうすっと明日になるからね」 「あんたね、何かがはじまったらもう、終わるってこと、ないの。(中略)はじまったらあとはどんなふうにしてもそこを切り抜けなきゃなんないってこと」 ……何だか胸に刺さりませんか? 怪物のような女性直子を、あの美しい草刈民代さんがどんな風に演じるのかも興味がありますね。 この小説の海に漕ぎ出すと、壊れかけの小舟に乗せられたみたいな不安が襲ってきますが、知らないうちに嵐の夜を乗り切っていることに気づきます。 読後には、凪いだ海で太陽に照らされ、大きく伸びをしているような解放感が湧いてくるのはなぜでしょう。 感動でもない。 共感はできないかもしれない。 ですが! 女性なら「分かる」としかいいようのない強い何かがある作品です。 秋の夜長に、“浸ってハマれる” オススメの2冊をご紹介しました。 手に取っていただけたら嬉しいです。オーガニックな暮らしで私らしく健康でキレイに

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