こんにちは^^ アロマライターのayakoです!
早速ですが、アロマテラピーってどんなイメージですか?
美容のイメージや、ご褒美として贅沢に使うイメージの方も多いのではないのでしょうか。
香りを楽しむだけではなく、実は心と身体のメンテナンスにも活用できるんですよ。
病院に行くほどではないけど…という、ちょっとした不調を感じるときってありますよね。
そんな時ににどんな精油を選んだらいいのか、いくつかご紹介します。
自然の力を借りて、楽しみながらアロマでセルフケア、始めてみませんか?
日本のアロマテラピーと海外のアロマテラピー
日本ではリラクゼーションとしてのアロマテラピーが一般的に広まっています。
リラクゼーションサロンでアロマオイルによるトリートメントを施術したり、ディフューザーを使って芳香浴で癒されよう、など。
基本的に精油の取り扱いは雑貨として分類されています。
一方、フランスやベルギーなどの諸外国では医療行為のひとつとしてアロマテラピーを活用しています。
専門の医師が患者の症状によって精油を処方することもあるので、一部の精油は医薬品として扱われています。
そのため薬局で精油を購入することができ、価格帯もリーズナブルです。
不調に用いるものとして精油が日常生活に根付いているんですね。
日本では見られない習慣で、ちょっとびっくり。
ちなみに日本にも多く取り入れられているイギリス式は、代替医療としてアロマテラピーとマッサージを融合したアロマトリートメントが主流のため、日本で取り入れられているアロマテラピーと共通した部分が多くなります。
精油の活用方法が各国によって異なっていて、面白いですよね^^
アプローチ方法は違っても、健康や美容のために精油を活用しようという目的は共通しているのかなと思います。
アロマテラピーでセルフケアとは?
一般的に、身体の不調をケアしたり初期症状を改善するなど、精油を代替医療として活用することです。
ケア、といっても日本では治療目的で精油を使うことはありません。
精油は医薬品ではないため、特定の症状や病気を治す目的では使用しないでくださいね。
アロマテラピーでセルフケアを行うということは、精油の芳香成分を体内に取り入れて自然治癒力を活性化させることです。
自然治癒力とは、人間や動物が本来持っている、身体をよりよい状態に保とうとする力のことです。
怪我や病気をした時に、薬など人工的なものを処方しなくても自分で回復しようとするので、自然治癒力を高めることは、風邪などを予防すること・回復が早くなることに繋がります。
代替医療としてもアロマテラピーは近年日本でも注目されてきており、医療や介護の現場など少しずつ自然療法の一環としてアロマテラピーを取り入れる例が増えてきています。
香りに癒されるだけでなく、精油が持つ様々な成分が身体に作用するなら、効果効能を知って、生活にも取り入れてみたいですよね。
症状別でお役立ちアロマ
実際にどの精油がどんなケアに役立つのか、日常よくある不調をいくつか取り上げてみました。
不眠
夜、布団にはいってからなかなか寝付けない。夜中何度も起きてしまう、など睡眠に関する悩みを持っている人は多いですよね。
実際に「眠れないときに使えるアロマってあるの? 」と友人に聞かれることもしばしば……。
不眠といえば、代表的な精油はラベンダー。
主な成分である酢酸リナリルには鎮静作用があり、神経の興奮を抑えてくれる働きをします。
ほかにもプチグレンやクラリセージの精油にも酢酸リナリルが含まれます。
オレンジスイートやネロリなど柑橘系の精油にも鎮静作用があり、不安を取り除き安眠を促す効果があるので、ブレンドしてもいいですね。
眠る前、ティッシュペーパーやコットンに数滴精油を垂らして香らせるのが手軽でおすすめ。
筆者も、寝る前に気持ちが高ぶってるときにはアロマバスや枕元の芳香浴でラベンダーやオレンジ等の精油を使用しています。
風邪/花粉症
のどや鼻などの不調には、抗菌作用のある精油を使うのがおすすめ。
代表的なものはティートゥリー、ユーカリ、ローズマリーなど。
ティートゥリーに含まれるテルピネン4−オールという成分は、抗菌・抗ウイルス作用など強い殺菌力があり身体に侵入したウイルスの働きを押さえ、免疫力を高めます。
ユーカリやローズマリーに含まれる1,8シネオールは、抗菌・去痰作用により免疫力を増強し自然治癒力を高めるので、風邪のひきはじめや予防に効果的。
個人的におすすめの取り入れ方は、マスクの中に1,2滴精油を垂らす方法。使い捨てマスクの内側(肌に直接触れない部分)に精油をしみ込ませて、外出時に使います。
呼吸するたびに香りの成分が体内にスーッと入っていきます。
アロマ専門店では精油がブレンドされたマスクスプレーも販売されています。
女性特有の悩み
女性ホルモンの乱れや月経前後の不調時に。
女性の身体は、ホルモンバランスに強く影響されるため、バランスが崩れることで身体に不調も現れます。
そんなときには精油の力を借りてみましょう。
まず、女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
女性の月経周期に合わせてこの2種類が優位になる時期が変わってきます。
月経終了後はエストロゲンが優位となり、髪や肌の調子がよく代謝が活発になるので、心身ともに安定して過ごせます。
排卵後はプロゲステロンが優位となり栄養分や水分を体内に溜め込もうとするので、体温上昇・食欲増加・むくみが起こりやすく、心身ともに不安定となる時期となります。
どちらも女性が妊娠するためには必要なホルモンです。
今回はプロゲステロンが優位な不調を感じやすい時期におすすめの精油を紹介します。
女性ホルモンのバランスを整える代表的な精油はクラリセージやゼラニウムなど。
特にクラリセージに含まれるスクラレオールという成分は、体内でエストロゲンと似た働きをするといわれています。
イランイラン、カモミールなどフローラル系やベルガモット、マンダリンなどの柑橘系の精油で鎮静作用のあるものも心地よく感じる時期なので、ブレンドしてもいいですね。
*特定の症状が出る・日常生活に支障がある不調の場合は医師や専門家に相談しましょう。
*妊娠中の方は使えない精油もあるので、主治医と相談して使用してください。
頭痛/眼精疲労
スマートフォンやパソコンを使用し目や頭が重く痛くなることはありませんか?
頭痛は不自然な姿勢やストレスによる緊張からくる痛みといわれています。
緊張をほぐすようなクリアで爽快感や甘みのあるラベンダーやペパーミント、メリッサなどがおすすめ。レモンやオレンジスイートなどの柑橘系の精油を混ぜても。
マスクに垂らしたりアロマスプレーなどで芳香浴をするものいいですが、ひどいときにはアロマローションやアロマクリームを使用し、こめかみや頭皮などに塗布すると直接皮膚から精油が浸透してより効果が期待できます。
便秘/下痢/消化不良
便秘や下痢など、消化器系の不調にも精油を活用できます。
おすすめはオレンジスイートやネロリなど柑橘系の精油。
主成分であるリモネンには、胃腸の蠕動運動を促し消化液の分泌を活発化してくれる作用があります。
消化を促すカモミールやバジル、消化器系に作用するローズマリーやペパーミントなどを加えても効果が期待できます。
個人的にも、食べ過ぎてしまった時や胃腸の調子が良くないときはアロマバスに入ったり枕元にオレンジスイートの精油をしみ込ませたコットンを置いて寝たりします。
ひどい便秘の時などはキャリアオイルに精油を混ぜて、腸をセルフマッサージするなどして体調に合わせて取り入れてます。
自分の身体を自分でケアする
いかがでしょうか?
筆者も最初は、好きな香りを気が向いたときに取り入れるだけのアロマテラピーでしたが、少しずつその日の体調や気分に合わせて精油を活用しています。
自分の身体の調子を自分で感じ取ろうとするので、不調が出る前のちょっとした変化に気付けるようになりました。
日々の健康はあくまでも食事・睡眠・運動などで作られますが、ストレスや忙しさから不調を感じた時にアロマテラピーを上手に取り入れて、心身ともにバランスのとれた毎日を送りたいですね。
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早速ですが、アロマテラピーってどんなイメージですか?
美容のイメージや、ご褒美として贅沢に使うイメージの方も多いのではないのでしょうか。
香りを楽しむだけではなく、実は心と身体のメンテナンスにも活用できるんですよ。
病院に行くほどではないけど…という、ちょっとした不調を感じるときってありますよね。
そんな時ににどんな精油を選んだらいいのか、いくつかご紹介します。
自然の力を借りて、楽しみながらアロマでセルフケア、始めてみませんか?
日本のアロマテラピーと海外のアロマテラピー
日本ではリラクゼーションとしてのアロマテラピーが一般的に広まっています。
リラクゼーションサロンでアロマオイルによるトリートメントを施術したり、ディフューザーを使って芳香浴で癒されよう、など。
基本的に精油の取り扱いは雑貨として分類されています。
一方、フランスやベルギーなどの諸外国では医療行為のひとつとしてアロマテラピーを活用しています。
専門の医師が患者の症状によって精油を処方することもあるので、一部の精油は医薬品として扱われています。
そのため薬局で精油を購入することができ、価格帯もリーズナブルです。
不調に用いるものとして精油が日常生活に根付いているんですね。
日本では見られない習慣で、ちょっとびっくり。
ちなみに日本にも多く取り入れられているイギリス式は、代替医療としてアロマテラピーとマッサージを融合したアロマトリートメントが主流のため、日本で取り入れられているアロマテラピーと共通した部分が多くなります。
精油の活用方法が各国によって異なっていて、面白いですよね^^
アプローチ方法は違っても、健康や美容のために精油を活用しようという目的は共通しているのかなと思います。
アロマテラピーでセルフケアとは?
一般的に、身体の不調をケアしたり初期症状を改善するなど、精油を代替医療として活用することです。
ケア、といっても日本では治療目的で精油を使うことはありません。
精油は医薬品ではないため、特定の症状や病気を治す目的では使用しないでくださいね。
アロマテラピーでセルフケアを行うということは、精油の芳香成分を体内に取り入れて自然治癒力を活性化させることです。
自然治癒力とは、人間や動物が本来持っている、身体をよりよい状態に保とうとする力のことです。
怪我や病気をした時に、薬など人工的なものを処方しなくても自分で回復しようとするので、自然治癒力を高めることは、風邪などを予防すること・回復が早くなることに繋がります。
代替医療としてもアロマテラピーは近年日本でも注目されてきており、医療や介護の現場など少しずつ自然療法の一環としてアロマテラピーを取り入れる例が増えてきています。
香りに癒されるだけでなく、精油が持つ様々な成分が身体に作用するなら、効果効能を知って、生活にも取り入れてみたいですよね。
Kumiko Kisakaさん(@_aaaroma_)がシェアした投稿 - 2017 2月 27 4:16午前 PST
症状別でお役立ちアロマ
実際にどの精油がどんなケアに役立つのか、日常よくある不調をいくつか取り上げてみました。
不眠
夜、布団にはいってからなかなか寝付けない。夜中何度も起きてしまう、など睡眠に関する悩みを持っている人は多いですよね。
実際に「眠れないときに使えるアロマってあるの? 」と友人に聞かれることもしばしば……。
不眠といえば、代表的な精油はラベンダー。
主な成分である酢酸リナリルには鎮静作用があり、神経の興奮を抑えてくれる働きをします。
ほかにもプチグレンやクラリセージの精油にも酢酸リナリルが含まれます。
オレンジスイートやネロリなど柑橘系の精油にも鎮静作用があり、不安を取り除き安眠を促す効果があるので、ブレンドしてもいいですね。
眠る前、ティッシュペーパーやコットンに数滴精油を垂らして香らせるのが手軽でおすすめ。
筆者も、寝る前に気持ちが高ぶってるときにはアロマバスや枕元の芳香浴でラベンダーやオレンジ等の精油を使用しています。
風邪/花粉症
のどや鼻などの不調には、抗菌作用のある精油を使うのがおすすめ。
代表的なものはティートゥリー、ユーカリ、ローズマリーなど。
ティートゥリーに含まれるテルピネン4−オールという成分は、抗菌・抗ウイルス作用など強い殺菌力があり身体に侵入したウイルスの働きを押さえ、免疫力を高めます。
ユーカリやローズマリーに含まれる1,8シネオールは、抗菌・去痰作用により免疫力を増強し自然治癒力を高めるので、風邪のひきはじめや予防に効果的。
個人的におすすめの取り入れ方は、マスクの中に1,2滴精油を垂らす方法。使い捨てマスクの内側(肌に直接触れない部分)に精油をしみ込ませて、外出時に使います。
呼吸するたびに香りの成分が体内にスーッと入っていきます。
アロマ専門店では精油がブレンドされたマスクスプレーも販売されています。
clover house 生活の木ハーブギャラリー羽村店さん(@cloverhouse_aroma)がシェアした投稿 - 2016 11月 21 12:50午前 PST
女性特有の悩み
女性ホルモンの乱れや月経前後の不調時に。
女性の身体は、ホルモンバランスに強く影響されるため、バランスが崩れることで身体に不調も現れます。
そんなときには精油の力を借りてみましょう。
まず、女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
女性の月経周期に合わせてこの2種類が優位になる時期が変わってきます。
月経終了後はエストロゲンが優位となり、髪や肌の調子がよく代謝が活発になるので、心身ともに安定して過ごせます。
排卵後はプロゲステロンが優位となり栄養分や水分を体内に溜め込もうとするので、体温上昇・食欲増加・むくみが起こりやすく、心身ともに不安定となる時期となります。
どちらも女性が妊娠するためには必要なホルモンです。
今回はプロゲステロンが優位な不調を感じやすい時期におすすめの精油を紹介します。
女性ホルモンのバランスを整える代表的な精油はクラリセージやゼラニウムなど。
特にクラリセージに含まれるスクラレオールという成分は、体内でエストロゲンと似た働きをするといわれています。
イランイラン、カモミールなどフローラル系やベルガモット、マンダリンなどの柑橘系の精油で鎮静作用のあるものも心地よく感じる時期なので、ブレンドしてもいいですね。
*特定の症状が出る・日常生活に支障がある不調の場合は医師や専門家に相談しましょう。
*妊娠中の方は使えない精油もあるので、主治医と相談して使用してください。
頭痛/眼精疲労
スマートフォンやパソコンを使用し目や頭が重く痛くなることはありませんか?
頭痛は不自然な姿勢やストレスによる緊張からくる痛みといわれています。
緊張をほぐすようなクリアで爽快感や甘みのあるラベンダーやペパーミント、メリッサなどがおすすめ。レモンやオレンジスイートなどの柑橘系の精油を混ぜても。
マスクに垂らしたりアロマスプレーなどで芳香浴をするものいいですが、ひどいときにはアロマローションやアロマクリームを使用し、こめかみや頭皮などに塗布すると直接皮膚から精油が浸透してより効果が期待できます。
便秘/下痢/消化不良
便秘や下痢など、消化器系の不調にも精油を活用できます。
おすすめはオレンジスイートやネロリなど柑橘系の精油。
主成分であるリモネンには、胃腸の蠕動運動を促し消化液の分泌を活発化してくれる作用があります。
消化を促すカモミールやバジル、消化器系に作用するローズマリーやペパーミントなどを加えても効果が期待できます。
個人的にも、食べ過ぎてしまった時や胃腸の調子が良くないときはアロマバスに入ったり枕元にオレンジスイートの精油をしみ込ませたコットンを置いて寝たりします。
ひどい便秘の時などはキャリアオイルに精油を混ぜて、腸をセルフマッサージするなどして体調に合わせて取り入れてます。
自分の身体を自分でケアする
いかがでしょうか?
筆者も最初は、好きな香りを気が向いたときに取り入れるだけのアロマテラピーでしたが、少しずつその日の体調や気分に合わせて精油を活用しています。
自分の身体の調子を自分で感じ取ろうとするので、不調が出る前のちょっとした変化に気付けるようになりました。
日々の健康はあくまでも食事・睡眠・運動などで作られますが、ストレスや忙しさから不調を感じた時にアロマテラピーを上手に取り入れて、心身ともにバランスのとれた毎日を送りたいですね。ayakoAEAJアロマテラピーアドバイザー/アロマハンドセラピスト、メディカルハーブ検定の資格を持ち、アロマやハーブの素晴らしさを広めたく日々勉強中です。オーガニック、食などライフスタイル全般に関心があり、五感で感じる空間作りを目指しています!motto
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