今年の夏はナチュラルなニオイ対策、はじめませんか?

次第に暑さが増してくると、気になるのがニオイ。

薄着で涼しく過ごしたいけれど、ふとした瞬間に気になりますよね。

デオドラント用品には、ニオイを防いだり取り除いたりする働きを持つものと、汗を押さえる働きをもつもの(制汗剤)があります。

多くのデオドラント用品はこの2つの働きを合わせ持っています。

世の中にデオドラント用品は数多くあります。

でも今回紹介したいのは、より自然の状態に近い成分や、オーガニック素材などを使った、ナチュラル志向の製品です。

先に製品名だけ紹介してしまいますが、今回紹介するのは以下の3製品です。

・made of Organicsオーガニック DE ロールオン
・EOオーガニックエチケットスプレー
・生活の木ルーセントローブ フレグランスシート ミント&レモン

自然だから体に良いというわけではないのですが、おすすめするにはそれなりの理由があります。

そもそもなぜ、ニオイが発生するのか、一般的なデオドラント用品はどのような仕組みになっているのか、そしてなぜ今回この3製品を紹介するのか、さらにはデオドラント用品に頼らないニオイ対策まで、まとめていきます。

汗をかくと臭う理由、2つの汗腺の違い

汗をかくことはニオイの原因と思われがちですが、汗=ニオイではありません。

汗には2つの種類があり、その役割や成分に違いがあります。

汗を分泌するのは「汗腺」で、この汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの種類があります。

体温調整や緊張したとき、あるいは辛い物を食べたときなどに出る汗は、エクリン腺から分泌され、その成分のほとんどが水分で、直接的にはニオイの原因になりません。

ただ、エクリン腺から分泌された汗が他のものと混ざったり、後述するアポクリン腺から分泌される汗と混ざったりすることで、ニオイを発生することはあります。

アポクリン腺から分泌される汗には、タンパク質や脂質など水以外の有機成分が含まれ、これらが皮膚上の常在菌に分解されることで、ニオイが発生します。

脇にはこのアポクリン腺が多く、特にニオイの気になる箇所となってしまうのです。

デオドラント用品の消臭、汗を抑える仕組み

デオドラント用品は、一般的に、ニオイを防いだり取り除いたりする働きと、汗を抑える働きを持つと前述しましたが、これは、殺菌成分と収れん成分による働きです。

殺菌成分は、皮膚上に存在する菌が汗の中のタンパク質や脂質を分解することを抑制します。

また、殺菌成分に加え、香り成分などですでに発生しているニオイをカバーします。

さらに、収れん成分で、汗腺にフタをすることで、物理的に汗をストップさせます。

デオドラント用品の問題点、ヒトの体に害はないの?

これらの成分の問題点として、デオドラント効果を高めれば高めるほど、皮膚への負担が大きくなりやすいということがあげられます。

肌が弱い人だと、肌に若干のトラブルが起こることもあるようです。

また、皮膚上に存在する菌や、汗をかくということは、ヒトの自然な働きであり、それを抑えるということは、体にとって多少なりとも負荷になります。

加えて、化学物質過敏症など、化学物質に対して何らかのネガティブな反応がある人にとっては、殺菌成分や収れん成分はもちろん、香り成分なども苦になるものです。

そこで、従来のデオドラント製品よりもよりナチュラルな、自然に存在する形に近い成分や、オーガニック素材などを使った製品が登場しているのです。

ただ、デオドラント製品は日本では医薬部外品に分類されるのですが、ナチュラルな素材で医薬部外品に認定されるのは難しく、あくまでも清涼感や香りで肌をすっきりさせるもの、良い香りにするものといったスタンスが主流となります。

また、使い方のポイントとして、基本的な使い方は通常のデオドラント製品とあまり変わりませんが、通常の製品に比べると効果の持続などの点が弱いので、こまめに使うなどの工夫は必要です。

ナチュラル志向のおすすめ3製品詳細

では、冒頭にもあげたおすすめの3製品について、改めて詳しく紹介していきます。

それぞれ、ロールオンタイプ、スプレータイプ、シートタイプの製品で、使用シーンに合わせて使い分けもできます。

made of Organicsオーガニック DE ロールオン

50ml 1,620円(税込)

EXホワイトライト フレッシュシトラス、EXホワイトライト ラベンダー、EXホワイトライト 無香料の3種類。

【ポイント】
100%天然成分、95%以上オーガニック素材を使用としています。

ニオイ対策には、重曹と清浄作用のある植物成分を使用し、デオドラント製品に一般的な銀イオンやアルミニウムを使用していません。

さらに、肌を保湿・整肌するためにアロエベラジュース高配合、また、肌に透明感を与える美容液「プラカシーオイル」や、アルブチンやビタミンCなど南半球の果物を10種配合しています。


EOオーガニックエチケットスプレー118ml 1,458円(税込)

ティーツリー、ペチパー、シトラス、ラベンダーの4種。

【ポイント】
USDAオーガニック認証取得商品。

日本では化粧品類には食品と違って有機認証の制度がないため、こういった海外の認証が基準になります。

デオドラント製品に一般的な銀イオンやアルミニウムを使用していません。

清涼感のあるエッセンシャルオイルを使用しており、アロマテラピーも楽しむことができます。

生活の木ルーセントローブ フレグランスシート ミント&レモン

10枚入り 378円(税込)

【ポイント】
天然精油のペパーミント、レモン(天然芳香成分)をはじめとした、天然に近い成分で清涼感を出しています。

これらの成分と、直接体を拭きとることで、すっきり感が増します。

厚手のシートなので、しっかりと使うことができます。

デオドラント用品に頼らないニオイ対策も

ナチュラルな製品を使いつつ、さらに、デオドラント用品に頼り過ぎず、ニオイ対策はできないのでしょうか。

ポイントは3つあります。

1つ目は、とても単純なことだけれども実は重要な、汗をこまめにふき取ることです。

繰り返しになりますが、汗が臭う理由は、汗を放置してその中の成分が分解されることです。

汗をこまめにふき取るというのは、これを防ぐ最初の方法になります。

2つ目は、ニオイ対策に限らず、健康面・美容面にも共通することですが、食事と運動です。

食事が偏っていたり、運動不足だったりすると、体内のバランスも崩れますし、皮膚の状態も悪くなるので、汗の分泌、ニオイにも影響します。

3つ目は、水分補給です。

体内の水分が不足していると、汗がドロっとした状態になり、流れにくく、ニオイも発生しやすくなります。

この3つのポイントは、ニオイ対策だけでなく、夏を快適に過ごすためにも重要です。

当たり前のことのように思えますが、今一度意識してみてください。

 

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https://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/sunburn-1024x683.jpghttps://motto-woman.com/wp/wp-content/uploads/sunburn-150x150.jpgKEIスキンケアボディケアオーガニック,デオドラント,ナチュラル今年の夏はナチュラルなニオイ対策、はじめませんか? 次第に暑さが増してくると、気になるのがニオイ。 薄着で涼しく過ごしたいけれど、ふとした瞬間に気になりますよね。 デオドラント用品には、ニオイを防いだり取り除いたりする働きを持つものと、汗を押さえる働きをもつもの(制汗剤)があります。 多くのデオドラント用品はこの2つの働きを合わせ持っています。 世の中にデオドラント用品は数多くあります。 でも今回紹介したいのは、より自然の状態に近い成分や、オーガニック素材などを使った、ナチュラル志向の製品です。 先に製品名だけ紹介してしまいますが、今回紹介するのは以下の3製品です。 ・made of Organicsオーガニック DE ロールオン ・EOオーガニックエチケットスプレー ・生活の木ルーセントローブ フレグランスシート ミント&レモン 自然だから体に良いというわけではないのですが、おすすめするにはそれなりの理由があります。 そもそもなぜ、ニオイが発生するのか、一般的なデオドラント用品はどのような仕組みになっているのか、そしてなぜ今回この3製品を紹介するのか、さらにはデオドラント用品に頼らないニオイ対策まで、まとめていきます。 汗をかくと臭う理由、2つの汗腺の違い 汗をかくことはニオイの原因と思われがちですが、汗=ニオイではありません。 汗には2つの種類があり、その役割や成分に違いがあります。 汗を分泌するのは「汗腺」で、この汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの種類があります。 体温調整や緊張したとき、あるいは辛い物を食べたときなどに出る汗は、エクリン腺から分泌され、その成分のほとんどが水分で、直接的にはニオイの原因になりません。 ただ、エクリン腺から分泌された汗が他のものと混ざったり、後述するアポクリン腺から分泌される汗と混ざったりすることで、ニオイを発生することはあります。 アポクリン腺から分泌される汗には、タンパク質や脂質など水以外の有機成分が含まれ、これらが皮膚上の常在菌に分解されることで、ニオイが発生します。 脇にはこのアポクリン腺が多く、特にニオイの気になる箇所となってしまうのです。 デオドラント用品の消臭、汗を抑える仕組み デオドラント用品は、一般的に、ニオイを防いだり取り除いたりする働きと、汗を抑える働きを持つと前述しましたが、これは、殺菌成分と収れん成分による働きです。 殺菌成分は、皮膚上に存在する菌が汗の中のタンパク質や脂質を分解することを抑制します。 また、殺菌成分に加え、香り成分などですでに発生しているニオイをカバーします。 さらに、収れん成分で、汗腺にフタをすることで、物理的に汗をストップさせます。 デオドラント用品の問題点、ヒトの体に害はないの? これらの成分の問題点として、デオドラント効果を高めれば高めるほど、皮膚への負担が大きくなりやすいということがあげられます。 肌が弱い人だと、肌に若干のトラブルが起こることもあるようです。 また、皮膚上に存在する菌や、汗をかくということは、ヒトの自然な働きであり、それを抑えるということは、体にとって多少なりとも負荷になります。 加えて、化学物質過敏症など、化学物質に対して何らかのネガティブな反応がある人にとっては、殺菌成分や収れん成分はもちろん、香り成分なども苦になるものです。 そこで、従来のデオドラント製品よりもよりナチュラルな、自然に存在する形に近い成分や、オーガニック素材などを使った製品が登場しているのです。 ただ、デオドラント製品は日本では医薬部外品に分類されるのですが、ナチュラルな素材で医薬部外品に認定されるのは難しく、あくまでも清涼感や香りで肌をすっきりさせるもの、良い香りにするものといったスタンスが主流となります。 また、使い方のポイントとして、基本的な使い方は通常のデオドラント製品とあまり変わりませんが、通常の製品に比べると効果の持続などの点が弱いので、こまめに使うなどの工夫は必要です。 ナチュラル志向のおすすめ3製品詳細 では、冒頭にもあげたおすすめの3製品について、改めて詳しく紹介していきます。 それぞれ、ロールオンタイプ、スプレータイプ、シートタイプの製品で、使用シーンに合わせて使い分けもできます。 made of Organicsオーガニック DE ロールオン 50ml 1,620円(税込) EXホワイトライト フレッシュシトラス、EXホワイトライト ラベンダー、EXホワイトライト 無香料の3種類。 【ポイント】 100%天然成分、95%以上オーガニック素材を使用としています。 ニオイ対策には、重曹と清浄作用のある植物成分を使用し、デオドラント製品に一般的な銀イオンやアルミニウムを使用していません。 さらに、肌を保湿・整肌するためにアロエベラジュース高配合、また、肌に透明感を与える美容液「プラカシーオイル」や、アルブチンやビタミンCなど南半球の果物を10種配合しています。 EOオーガニックエチケットスプレー118ml 1,458円(税込) ティーツリー、ペチパー、シトラス、ラベンダーの4種。 【ポイント】 USDAオーガニック認証取得商品。 日本では化粧品類には食品と違って有機認証の制度がないため、こういった海外の認証が基準になります。 デオドラント製品に一般的な銀イオンやアルミニウムを使用していません。 清涼感のあるエッセンシャルオイルを使用しており、アロマテラピーも楽しむことができます。 生活の木ルーセントローブ フレグランスシート ミント&レモン 10枚入り 378円(税込) 【ポイント】 天然精油のペパーミント、レモン(天然芳香成分)をはじめとした、天然に近い成分で清涼感を出しています。 これらの成分と、直接体を拭きとることで、すっきり感が増します。 厚手のシートなので、しっかりと使うことができます。 デオドラント用品に頼らないニオイ対策も ナチュラルな製品を使いつつ、さらに、デオドラント用品に頼り過ぎず、ニオイ対策はできないのでしょうか。 ポイントは3つあります。 1つ目は、とても単純なことだけれども実は重要な、汗をこまめにふき取ることです。 繰り返しになりますが、汗が臭う理由は、汗を放置してその中の成分が分解されることです。 汗をこまめにふき取るというのは、これを防ぐ最初の方法になります。 2つ目は、ニオイ対策に限らず、健康面・美容面にも共通することですが、食事と運動です。 食事が偏っていたり、運動不足だったりすると、体内のバランスも崩れますし、皮膚の状態も悪くなるので、汗の分泌、ニオイにも影響します。 3つ目は、水分補給です。 体内の水分が不足していると、汗がドロっとした状態になり、流れにくく、ニオイも発生しやすくなります。 この3つのポイントは、ニオイ対策だけでなく、夏を快適に過ごすためにも重要です。 当たり前のことのように思えますが、今一度意識してみてください。オーガニックな暮らしで健康でキレイに

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