親からもらった「インカインチオイル」。カラダにイイって、ホント?
こんにちは、しなやかな筋肉をつけたいなぁとぼんやり考えている、ライターのYOSHIKOです。
先日実家に行ったところ、帰りがけに母からあるボトルを手渡されました。そこには「INCA INCHI OIL」という、見慣れない文字が。
聞けば、友人に「美容・健康によい」とすすめられたオイルで、毎日摂取しているとのこと。
「身体にいいから、試してみたら?」と言われ、持って帰ることにしました。
はじめてその存在を知ったインカインチオイル。どのような効能があるのか、調べてみました!
緑色のナッツから採取。別名「サチャインチオイル」「グリーンナッツオイル」
インカインチオイルは、緑色の星の形をしたナッツから採れるオイルです。
主にアマゾンの熱帯雨林で採ることができるペルーの特産品で、2000年以上前から存在しています。
ペルーでは食用だけでなく、ケガをした時に患部に塗るなど、手当にも使われるとのこと。
モデルの吉川ひなのさんはブログで、数年前からインカインチオイルを愛用していることを紹介しています。さすが美容に敏感なトップモデル、早くからオイルの効果を知って取り入れていたんですね。
ところで「インカインチオイル」という言葉、あまり聞き慣れないという人もいるかもしれません。私も、そのひとりです。
調べたところ、インカインチオイルは「サチャインチオイル」「グリーンナッツオイル」とも呼ばれていて、これらは同じものを指しています。
メーカーによって商品の呼び名が違いますが、基本的には全て同じ成分のオイルです。
オイルが採れるナッツは「インカナッツ」「サチャインチ」「グリーンナッツ」など複数の呼び方で呼ばれているため、そこから来ているようです。
いくつも名前があって少々ややこしいですが、知っておけば、買う時に迷わなくて済みそうです。
インカインチオイルの成分は?他の植物オイルとの違いはある?
インカインチオイルには、私たちのカラダに必要な必須脂肪酸「オメガ3」(α-リノレン酸)が豊富に含まれています。
オメガ3は体内で作ることができないため、食物などから取り入れる必要があります。
このオメガ3は「エゴマオイル」や「亜麻仁オイル」などにも含まれていますが、インカインチオイルに含まれるオメガ3の量は植物オイルの中では最も多く、成分の約半分がオメガ3です。
また、エゴマオイルと亜麻仁オイルは熱を加えると油が錆びるため加熱はNGなのですが、インカインチオイルには油の酸化を防ぐビタミンE(γ‐トコフェロール)が含まれているため、加熱調理にも使用できます。
インカインチオイルに含まれるオメガ3・ビタミンEにはどんな効果があるの?
インカインチオイルに含まれるオメガ3には、血液の流れをよくし、体内の悪玉コレステロールの数を減らしてくれるほか、お肌の代謝をアップさせたり、炎症やニキビを押さえてくれるなどの効果があります。
さらに、ビタミンEは体内の脂肪を洗い流してくれるため、ダイエットにも良いオイルとも言われています。
健康と美容の両方に優れた、女性に嬉しいオイルなんですね。
また、厚生労働省の発表によれば、1日に摂取すべきオメガ3の量は、成人男子が2.0g、成人女子が1.6gとのこと。
実は、私たちが普段食べているさばやいわしなど、いわゆる「青魚」などに含まれるDHAやEPAも、体内でオメガ3に変換されるのだそうです。
とはいえ毎日魚ばかり食べるのは、飽きてしまいますしなかなか難しいですよね。
インカインチオイルなら毎日小さじ1杯程度で、必要なオメガ3を摂取できます。
原料や製法にこだわって作られた、オススメのインカインチオイルを紹介
1.アルコイリス インカグリーンナッツ・インカインチオイル 180g
今回母からもらって試したのは、「アルコイリス インカグリーンナッツ・インカインチオイル 180g」。
Amazon
価格:1,782円(税込)
容量:180ml
こちらのインカインチオイルは、完全な無添加・無農薬。原材料にも、「サチャインチ種子油」としか書かれていません。
こだわりの原材料や非加熱の加工方法のほか、フェアトレードの理念に基づいて生産されているため、安心です。
過去にはパリのコンクール「パリウォルル食用油サロン」で、2004年と2006年の2度、受賞歴のあるオイルとのこと。
開けてみると、サラダ油やオリーブオイルなどのように、やや黄色がかった透明。しっとりしつつも、基本的にはサラサラとした感触です。
香りは、「ややワイルドな木の実」「少し草っぽい」感じ。
添加物や農薬を使用していないだけあって、「自然な香り」という印象です。小さい頃、森の中で遊んだり、どんぐり拾いに夢中になった記憶を思い出し、少し懐かしい気持ちに…。
小さじ1杯分のインカインチオイルを飲んでみたところ、木の実のような香りが口全体に広がり、風味や舌に残る感覚は、やや強め。
「そのまま飲むのはちょっと」という人は、料理に使う、ドリンクに入れるなど、工夫することをおすすめします。
簡単にできておすすめの方法が、市販の胡麻ドレッシングにインカインチオイルを混ぜる、という方法。
胡麻とナッツの風味がマッチして、美味しく摂取できます。
胡麻ドレッシングのようなやや味が強めのドレッシングと混ぜると、インカインチオイル特有の香りはほとんど気になりません。
オイルが摂取しやすいだけでなく、野菜もたくさん食べられるので良いですね。
いつもの食事や調味料にプラスして、自分に合う組み合わせを探してみるのも良さそうです。
2.研光通商 サチャインチオイル 270g
価格:2,000円(税込)
容量:270g
Amazon
こちらのサチャインチオイルもフェアトレード認証を受け、無農薬のオーガニック農場で栽培された、アマゾン原産のサチャインチ種子を原料に使用しています。
ちなみに100gあたりに含まれるオメガ3は、50g。
小さじ1杯5gに換算すると、オメガ3は2.5g。1日で必要な量が十分摂取できますね。
270gとたっぷり入っているので、1日5gずつ摂取することを考えても、54日間分と約2ヶ月近く分あるため、長く使うことができますね。
3.シャナンティーナ 有機サチャインチオイル 230g
価格:2,813円(税込)
容量:230g
Amazon
シャナンティーナの有機サチャインチオイルは、日本、アメリカ、ヨーロッパでの有機認証、フェアトレード認証を取得済みのオイルです。
ペルーのサンマルティン地方で、環境に配慮して有機栽培で作られたサチャインチ種子を原料として使用。
伝統的な技術を大切にしながら、製造されたオイルです。
フェアトレードやコールドプレス製法などを採用した、安全・安心なオーガニックオイル
今回ご紹介した商品全てに共通するのが、「フェアトレード認証を受けている」「品質を保つためコールドプレス製法で作られている」ということ。
オーガニック農場を作ることで現地住民の雇用へとつなげるなど、作り手側のこともしっかりと考えられているため、信頼できますね。
アマゾンの貴重な熱帯雨林という環境を考慮した生産が行われているため、カラダだけでなく地球にも優しいオイルです。
また、高い熱をかけないコールドプレス製法を採用しているため、本来の質を落とさないまま使用できるのも嬉しいですね。
インカインチオイルを摂取する際の注意点は?
インカインチオイルは意外とカロリーが高めのため、1日小さじ1杯程度の摂取が望ましいとされています。
また、妊娠中の方は、念のため担当医と相談のうえで摂取することをおすすめします。
加熱調理が可能なものの成分が減少しやすいため、加熱は5分程度にすることも、効果的に摂取するポイントです。
もうひとつの必須脂肪酸である「オメガ6」も、オメガ3と一緒に取ると効果的です。
オメガ6は大豆油、コーン油、ゴマ油、マヨネーズなどに含まれており、オメガ3とオメガ6を1:4の割合で摂ることで、お互いの脂肪酸がよい働きをしてくれるため、バランス良く摂取するとよいでしょう。
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こんにちは、しなやかな筋肉をつけたいなぁとぼんやり考えている、ライターのYOSHIKOです。
先日実家に行ったところ、帰りがけに母からあるボトルを手渡されました。そこには「INCA INCHI OIL」という、見慣れない文字が。
聞けば、友人に「美容・健康によい」とすすめられたオイルで、毎日摂取しているとのこと。
「身体にいいから、試してみたら?」と言われ、持って帰ることにしました。
はじめてその存在を知ったインカインチオイル。どのような効能があるのか、調べてみました!
緑色のナッツから採取。別名「サチャインチオイル」「グリーンナッツオイル」
インカインチオイルは、緑色の星の形をしたナッツから採れるオイルです。
主にアマゾンの熱帯雨林で採ることができるペルーの特産品で、2000年以上前から存在しています。
ペルーでは食用だけでなく、ケガをした時に患部に塗るなど、手当にも使われるとのこと。
モデルの吉川ひなのさんはブログで、数年前からインカインチオイルを愛用していることを紹介しています。さすが美容に敏感なトップモデル、早くからオイルの効果を知って取り入れていたんですね。
ところで「インカインチオイル」という言葉、あまり聞き慣れないという人もいるかもしれません。私も、そのひとりです。
調べたところ、インカインチオイルは「サチャインチオイル」「グリーンナッツオイル」とも呼ばれていて、これらは同じものを指しています。
メーカーによって商品の呼び名が違いますが、基本的には全て同じ成分のオイルです。
オイルが採れるナッツは「インカナッツ」「サチャインチ」「グリーンナッツ」など複数の呼び方で呼ばれているため、そこから来ているようです。
いくつも名前があって少々ややこしいですが、知っておけば、買う時に迷わなくて済みそうです。
インカインチオイルの成分は?他の植物オイルとの違いはある?
インカインチオイルには、私たちのカラダに必要な必須脂肪酸「オメガ3」(α-リノレン酸)が豊富に含まれています。
オメガ3は体内で作ることができないため、食物などから取り入れる必要があります。
このオメガ3は「エゴマオイル」や「亜麻仁オイル」などにも含まれていますが、インカインチオイルに含まれるオメガ3の量は植物オイルの中では最も多く、成分の約半分がオメガ3です。
また、エゴマオイルと亜麻仁オイルは熱を加えると油が錆びるため加熱はNGなのですが、インカインチオイルには油の酸化を防ぐビタミンE(γ‐トコフェロール)が含まれているため、加熱調理にも使用できます。
インカインチオイルに含まれるオメガ3・ビタミンEにはどんな効果があるの?
インカインチオイルに含まれるオメガ3には、血液の流れをよくし、体内の悪玉コレステロールの数を減らしてくれるほか、お肌の代謝をアップさせたり、炎症やニキビを押さえてくれるなどの効果があります。
さらに、ビタミンEは体内の脂肪を洗い流してくれるため、ダイエットにも良いオイルとも言われています。
健康と美容の両方に優れた、女性に嬉しいオイルなんですね。
また、厚生労働省の発表によれば、1日に摂取すべきオメガ3の量は、成人男子が2.0g、成人女子が1.6gとのこと。
実は、私たちが普段食べているさばやいわしなど、いわゆる「青魚」などに含まれるDHAやEPAも、体内でオメガ3に変換されるのだそうです。
とはいえ毎日魚ばかり食べるのは、飽きてしまいますしなかなか難しいですよね。
インカインチオイルなら毎日小さじ1杯程度で、必要なオメガ3を摂取できます。
原料や製法にこだわって作られた、オススメのインカインチオイルを紹介
1.アルコイリス インカグリーンナッツ・インカインチオイル 180g
今回母からもらって試したのは、「アルコイリス インカグリーンナッツ・インカインチオイル 180g」。
Amazon
価格:1,782円(税込)
容量:180ml
こちらのインカインチオイルは、完全な無添加・無農薬。原材料にも、「サチャインチ種子油」としか書かれていません。
こだわりの原材料や非加熱の加工方法のほか、フェアトレードの理念に基づいて生産されているため、安心です。
過去にはパリのコンクール「パリウォルル食用油サロン」で、2004年と2006年の2度、受賞歴のあるオイルとのこと。
開けてみると、サラダ油やオリーブオイルなどのように、やや黄色がかった透明。しっとりしつつも、基本的にはサラサラとした感触です。
香りは、「ややワイルドな木の実」「少し草っぽい」感じ。
添加物や農薬を使用していないだけあって、「自然な香り」という印象です。小さい頃、森の中で遊んだり、どんぐり拾いに夢中になった記憶を思い出し、少し懐かしい気持ちに…。
小さじ1杯分のインカインチオイルを飲んでみたところ、木の実のような香りが口全体に広がり、風味や舌に残る感覚は、やや強め。
「そのまま飲むのはちょっと」という人は、料理に使う、ドリンクに入れるなど、工夫することをおすすめします。
玉内りやさん(@riyatamauchi)がシェアした投稿 - 2017 1月 19 2:52午後 PST
簡単にできておすすめの方法が、市販の胡麻ドレッシングにインカインチオイルを混ぜる、という方法。
胡麻とナッツの風味がマッチして、美味しく摂取できます。
胡麻ドレッシングのようなやや味が強めのドレッシングと混ぜると、インカインチオイル特有の香りはほとんど気になりません。
オイルが摂取しやすいだけでなく、野菜もたくさん食べられるので良いですね。
yukik.o_oさん(@yukik.o_o)がシェアした投稿 - 2016 6月 11 3:42午前 PDT
いつもの食事や調味料にプラスして、自分に合う組み合わせを探してみるのも良さそうです。
2.研光通商 サチャインチオイル 270g
価格:2,000円(税込)
容量:270g
Amazon
こちらのサチャインチオイルもフェアトレード認証を受け、無農薬のオーガニック農場で栽培された、アマゾン原産のサチャインチ種子を原料に使用しています。
ちなみに100gあたりに含まれるオメガ3は、50g。
小さじ1杯5gに換算すると、オメガ3は2.5g。1日で必要な量が十分摂取できますね。
270gとたっぷり入っているので、1日5gずつ摂取することを考えても、54日間分と約2ヶ月近く分あるため、長く使うことができますね。
3.シャナンティーナ 有機サチャインチオイル 230g
価格:2,813円(税込)
容量:230g
Amazon
シャナンティーナの有機サチャインチオイルは、日本、アメリカ、ヨーロッパでの有機認証、フェアトレード認証を取得済みのオイルです。
ペルーのサンマルティン地方で、環境に配慮して有機栽培で作られたサチャインチ種子を原料として使用。
伝統的な技術を大切にしながら、製造されたオイルです。
フェアトレードやコールドプレス製法などを採用した、安全・安心なオーガニックオイル
今回ご紹介した商品全てに共通するのが、「フェアトレード認証を受けている」「品質を保つためコールドプレス製法で作られている」ということ。
オーガニック農場を作ることで現地住民の雇用へとつなげるなど、作り手側のこともしっかりと考えられているため、信頼できますね。
アマゾンの貴重な熱帯雨林という環境を考慮した生産が行われているため、カラダだけでなく地球にも優しいオイルです。
また、高い熱をかけないコールドプレス製法を採用しているため、本来の質を落とさないまま使用できるのも嬉しいですね。
インカインチオイルを摂取する際の注意点は?
インカインチオイルは意外とカロリーが高めのため、1日小さじ1杯程度の摂取が望ましいとされています。
また、妊娠中の方は、念のため担当医と相談のうえで摂取することをおすすめします。
加熱調理が可能なものの成分が減少しやすいため、加熱は5分程度にすることも、効果的に摂取するポイントです。
もうひとつの必須脂肪酸である「オメガ6」も、オメガ3と一緒に取ると効果的です。
オメガ6は大豆油、コーン油、ゴマ油、マヨネーズなどに含まれており、オメガ3とオメガ6を1:4の割合で摂ることで、お互いの脂肪酸がよい働きをしてくれるため、バランス良く摂取するとよいでしょう。YOSHIKOライターのYOSHIKOです。
1987年生まれのフリーライターです。
mottoでは実際にいろいろな企画にチャレンジし、リアルな情報をお届けできるよう心掛けています。
30歳を機に、禁酒とジム通いを始めました!motto
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